また、過去に国内で開かれたオリンピックでは、天皇や皇族が会場に出向いて競技を観戦してきましたが、今回は、多くの競技が無観客で行われることから皇室による観戦もすべて見送られることになりました。
天皇陛下は東京オリンピック・パラリンピックの名誉総裁に就任していて、東京オリンピックの開会式で開会を宣言されることになっています。
宮内庁は、7月23日の夜、東京の国立競技場で行われる開会式について、天皇陛下がお一人で出席され、皇后さまは欠席されることを20日、正式に発表しました。
開会式が無観客となり、式典に臨む大会関係者らの配偶者の出席が見合わせられたことを踏まえての対応だということです。

天皇陛下は、このほか、開会式の前日に皇居・宮殿で、バッハ会長などIOC=国際オリンピック委員会の関係者とあいさつを交わすほか開会式当日には、各国の首脳らからあいさつを受けられるということです。
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