日本新聞: オリンピック競泳男子瀬戸9位で予選敗退 400m個人メドレー

オリンピック競泳きょうえい男子だんし瀬戸せと9位いで予選よせん敗退はいたい 400m個人こじんメドレー

Jul 24, 2021 19:07 1

Furigana

東京とうきょうオリンピックの競泳きょうえいの男子だんし400メートル個人こじんメドレーの予選よせんで、瀬戸せと大だい也選手せんしゅが4分ふん10秒びょう52でフィニッシュし、全体ぜんたい9位いで予選よせん敗退はいたいとなりました。

瀬戸せと「自分じぶんでも信しんじられない」

決勝けっしょう進出しんしゅつを逃のがした瀬戸せと大だい也選手せんしゅは「今いままで練習れんしゅうしてきたことを確たしかめながら予選よせんを泳およいだが、自分じぶんでもちょっと信しんじられない。あしたの決勝けっしょうに向むけていい泳およぎをしたいと泳およいでいたが、思おもったよりも決勝けっしょうラインが速はやかった」と振り返ふりかえりました。

そのうえで、「200メートルの2種目しゅもくはしっかりと決勝けっしょうに進すすめるようにしたい」と、気持きもちを切り替きりかえようとしている様子ようすがうかがえました。

本命ほんめい種目しゅもくで決勝けっしょう進出しんしゅつ逃のがす

瀬戸せと大だい也選手せんしゅはオリンピック延期えんきに伴ともなうモチベーションの低下ていかや、女性じょせい問題もんだいによる活動かつどう停止ていし期間きかんを経へて、調子ちょうしを取り戻とりもどしつつありましたが得意とくいとしている本命ほんめい種目しゅもくで予選よせん9位いと決勝けっしょう進出しんしゅつを逃のがしました。

瀬戸せと選手せんしゅは2016年ねんのリオデジャネイロ大会たいかいに、この種目しゅもくで世界せかい選手権せんしゅけんを連覇れんぱした王者おうじゃとして臨のぞみましたが銅メダルどうめだるに終おわり、東京とうきょう大会たいかいに向むけて4年ねん越ごしの計画けいかくを立たててきました。

得意とくいのバタフライで短たん水路すいろの世界せかい新しん記録きろくを出だすなど自己じこベストを何なん度ども更新こうしんし、「死しに物狂ものぐるいで合あわせた」という2020年ねん夏なつに向むけて好調こうちょうを維持いじしていましたが、大会たいかいの延期えんきが決きまった後のちはモチベーションがあがらず体重たいじゅうも一時いちじは5キロ以上いじょう増ふえたといいます。

ことしに入はいって高校こうこうの同級生どうきゅうせいの浦うら瑠一いち朗ろうコーチなど瀬戸せと選手せんしゅの誘さそいで集あつまったサポートメンバーの支ささえで徐々じょじょに調子ちょうしを取り戻とりもどし、ことし4月つきの日本にっぽん選手権せんしゅけんでは今こんシーズンの世界せかいランキングトップとなる4分ふん9秒びょう02で優勝ゆうしょうして金メダルきんめだる候補こうほの筆頭ひっとうにつけていました。