日本新闻: オリンピックソフトボール日本カナダにサヨナラ勝ち【詳細】

東京とうきょうオリンピック、ソフトボール予選よせんリーグ第だい4戦せんで日本にっぽんはカナダに延長えんちょう8回かい、1対たい0でサヨナラ勝がちして4連勝れんしょう、銀メダルぎんめだる以上いじょうが確定かくていしました。

日本にっぽんは横浜スタジアムよこはますたじあむで行おこなわれた予選よせんリーグの第だい4戦せんでカナダと対戦たいせんし、ともにチャンスは作つくりながらも得点とくてんをあげることができず、延長えんちょう戦せんに入はいりました。

そして延長えんちょう8回かい、日本にっぽんはワンアウト満塁まんるいからキャプテンの山田やまだ恵里えり選手せんしゅがサヨナラヒットを打うちました。これで予選よせんリーグの通算つうさん成績せいせきを4勝しょう0敗はいとして2位い以内いないが決きまりました。

日本にっぽんはこの結果けっか、あすの予選よせんリーグ最終さいしゅう戦せんのアメリカとの試合しあいを残のこして決勝けっしょう進出しんしゅつを決きめ、銀メダルぎんめだる以上いじょうが確定かくていしました。決勝けっしょうではアメリカと対戦たいせんします。

“最さい重要じゅうようの試合しあい”上野うえのが無む失点しってんの好投こうとう

予選よせんリーグ3連勝れんしょうで迎むかえたカナダ戦せん、宇津木うつき麗華れいか監督かんとくはこの4試合しあい目めを金メダルきんめだる獲得かくとくに向むけて最もっとも重要じゅうような一いち戦せんと位置いちづけ、「決勝けっしょうのつもりで戦たたかう」と話はなしていました。

先発せんぱつを託たくされたのはエース・上野うえの由岐子ゆきこ投手とうしゅ。今月こんげつ22日にちのメキシコ戦せん以来いらい、中ちゅう2日にちでの登板とうばんとなりました。延長えんちょう戦せんまでもつれ込もつれこんだメキシコ戦せんは炎天下えんてんかの中なか、7回かい途中とちゅうまで投なげて10個この三振さんしんを奪うばいましたが、球たま数すうは110球きゅうを超こえ、疲つかれた様子ようすを隠かくせず降板こうばんしました。

それでも長年ながねん、トレーナーを務つとめる日本にっぽん代表だいひょうの鴻おおとり江こう寿治としはるさんは「決けっして彼女かのじょの体力たいりょくが衰おとろえているとは思おもわない。今いまの力ちからのバランスをそのまま活いかし、しっかり無理むりなく投なげられている」と大会たいかい中ちゅうに39歳さいになった上野うえの投手とうしゅが自身じしんのコンディションをコントロールしながらプレーできていると評価ひょうかしていました。

上野うえの投手とうしゅは23日にちの公式こうしき練習れんしゅうに1人にんだけ参加さんかせず選手せんしゅ村むらで体からだのケアにあて、さらに24日にちの試合しあいでも宇津木うつき監督かんとくのプランでは上野うえの投手とうしゅは登板とうばんさせず、25日にちの試合しあいに備そなえていました。

満みつるを持じして臨のぞんだカナダ戦せんは厳きびしい暑あつさの午後ごご2時半じはん開始かいしでしたが、緩急かんきゅうを使つかったベテランらしいピッチングで4回かい5回かいと得点とくてん圏けんにランナーを背負せおいましたが、ホームベースは踏ふませず6回かいをヒット4本ほん、無む失点しってんの好投こうとうでした。あす行おこなわれる予選よせんリーグ最終さいしゅう戦せん、そして決勝けっしょうで顔かおを合あわせる長年ながねんのライバル・アメリカとの戦たたかいに向むけて、エースの力投りきとうがチームにいい流ながれを改あらためて呼び込よびこみました。