ワクチンの
職域接種について、
政府は
先月下旬から
新規の
申請受け付けを
一時休止していて、すでに
申請を
終えた
企業などの
中にも、ワクチンが
供給されずに
接種を
始められないところもあります。
こうした中、健保連=健康保険組合連合会が、大企業の従業員らが加入する全国1300余りの健康保険組合を調査したところ、215の組合が接種を実施し、142の組合は申請を終えて政府の承認を待っていると回答したということです。
このうち、6つの健康保険組合が、ワクチン供給の遅れをうけて接種計画を見直した結果、医師やスタッフへのキャンセル料などとして、およそ4000万円かかることがわかりました。
このため、健保連は政府に対し、ワクチンの早期の安定供給とともに、キャンセル料などへの財政支援を求めたいとしています。