大規模な
土石流の
被害があった
静岡県熱海市の
伊豆山地区で、
窃盗などの
被害が
これまでに3
件確認されていることから
防犯カメラが
設置されることになりました。
先月3日に大規模な土石流が発生した熱海市伊豆山地区では警察が定期的なパトロールを行っていますが、今月19日までに窃盗や住居侵入の被害が合わせて3件発生しています。
このため、警察と伊豆山地区の各町内会が協議した結果、防犯カメラ10台を地区に設置することになりました。
防犯カメラは警察が貸し出し、その期限は地区が復興するまでの間としています。
また、防犯カメラと合わせて犯罪の抑止効果を高める目的でカメラの設置を知らせる30枚の看板を掲示するということです。
防犯カメラは24日から順次設置されます。
静岡県警察本部生活安全部の北澤博部長は「過去にも、災害に遭った地域で混乱に乗じた犯罪が発生していて、静岡県でも発生が確認されました。防犯カメラの設置で被災者の不安を減少させ、安心感の醸成を図っていきたい」と話しています。