恵那市が
導入したのは
教育の
専門家が
開発に
携わった「
心の
天気」というタブレット
端末で
使うソフトで、
8月26
日から
始まった2
学期から
市内22のすべての
小中学校で
使い
始めました。
このうち6月に先行して導入された山岡中学校の3年生の教室では、1日も授業が始まる前、生徒たちが「晴れ」「曇り」「雨」「雷」の中から自分の気持ちにいちばん近いものを選んで入力し、「きのうはよく眠れた」とか「テストが返ってくる」などと理由を書き込んでいました。
入力内容はすべての教職員が見ることができ複数の教員で子どもの状況を共有したうえで声をかけるなどして、変化をつかむのに役立てるということです。
3年生の男子生徒は「自分の気持ちがなぜそうなったかを考えるきっかけになっています」と話していました。
山岡中学校の高山雄匠 教諭は「コロナで行事ができなかったり、日々の生活が変わったりする中で、笑顔でも実は苦しんでいる子どもがいるかもしれないので、ソフトを活用して接していきたい」と話していました。