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日の
東京株式市場は、
アメリカの
トランプ大統領が「
相互関税」として
日本に24%の
関税を
課すと
表明したことを
受けて、
日本経済に
大きな打撃に
なるといった
懸念から
売り
注文が
膨らみ、
日経平均株価は
一時、1600
円あまり急落しました。
美國總統特朗普表示將對日本徵收24%的「互惠關稅」,受此影響,3日東京股市因擔憂對日本經濟造成重大打擊而賣盤擴大,日經平均指數一度暴跌超過1600點。
取り引き時間中の
下落幅はことし
最大となっています。
アメリカのトランプ大統領は日本時間の3日朝、「相互関税」として、日本には24%の関税を課すことを明らかにしたほか、個別の関税率を示した貿易相手国を除いてすべての国や地域を対象に一律で10%の関税を課すこともあわせて発表しました。
美國總統特朗普於日本時間3日早上宣布,將對日本徵收24%的「相互關稅」,此外,還表示除了已顯示個別關稅率的貿易夥伴國外,將對所有國家和地區一律徵收10%的關稅。
これを受けて3日の東京株式市場では、取り引き開始直後から自動車関連の銘柄を中心に売り注文が膨らみ、全面安の展開となりました。
在此背景下,3日的東京股市從開盤後不久開始,以汽車相關股票為中心的賣盤增加,全面下跌的局面展開。
日経平均株価は取り引きが始まっておよそ10分で1600円を超える急落となり、取り引き時間中の下落幅はことし最大となっています。
日經平均指數開盤約10分鐘後急跌超過1600點,盤中跌幅創今年最大。
その後は買い戻しの動きも出て、
▽日経平均株価、午前の終値は2日の終値より1052円18銭安い3万4673円69銭。
然後也出現了回補的動向,日經平均股價,上午的收盤價比2日的收盤價低1052日圓18錢,為34673日圓69錢。
▽東証株価指数=トピックスは87。
58
下がって2562。
71。
▽午前の出来高は12億8578万株でした。
市場関係者は「トランプ大統領が表明した関税政策の内容は日本にとってだけでなく世界経済全体に悪影響を与えるといった懸念が強まっていて、リスクを避けようという動きが多くなっている。
市場人士表示:「特朗普總統表達的關稅政策內容不僅對日本,而且對整個世界經濟都有負面影響的擔憂加劇,避險的動作增多。」
一方、
この先、
税率の
引き下げに
向けた
交渉が
行われるのではないかという
見方から、
値下がりした
銘柄を
買い戻す動きもみられる」と
話しています。
「另一方面,也有觀點認為,未來可能會進行降低稅率的談判,因此也出現了回購下跌股票的動向」,他說。
【経済部 横山太一記者解説】
トランプ大統領が打ち出した相互関税の内容に金融市場が動揺しています。
<br>【經濟部 橫山太一記者解說】<br>特朗普總統提出的互惠關稅內容使金融市場感到不安
トランプ大統領が3日、「相互関税」で日本に24%の関税を課すと表明したことを受けて、東京市場では取引開始直後から自動車などの銘柄を中心に売り注文が膨らみ、全面安の展開となっています。
特朗普總統於3日表示將對日本徵收24%的「互惠關稅」,受此消息影響,東京市場在交易開始後不久,以汽車等股票為中心的賣出訂單激增,呈現全面下跌的局面。
日経平均株価は取引が始まって10分ほどで1600円を超える急落となり、取引時間中の下落幅はことし最大となりました。
日經平均指數在開盤後約10分鐘內急跌超過1600日元,盤中跌幅為今年最大。
市場では、相互関税によって日本経済が打撃を受けるだけでなく、互いに関税をかけあうような応酬が始まれば、世界経済全体が減速しかねない、そうした警戒感からリスクを避けようという動きが多くなっています。
市場上,不僅是相互關稅可能對日本經濟造成打擊,而且如果開始互相徵收關稅的報復行動,全球經濟整體可能會放緩,出於這種警戒感,避免風險的行動越來越多。
市場関係者は「相互関税の内容は予想より厳しい内容だったと受け止められている。
市場相關人士認為「相互關稅的內容被認為比預期更嚴苛」。
今後の
交渉によって
税率が
下がる余地が
あるのか、
先が
読めないことも
投資家の
不安につながっている」と
話しています。
未來的談判是否有降低稅率的空間,前景不明朗也讓投資者感到不安。