週明けの7
日の
東京株式市場、
トランプ政権の「
相互関税」
に対し、
中国政府が
対抗措置として
追加関税を
発表したことで、
世界経済が
後退に
陥るリスクが
高まるという
懸念が
一段と強まり、
日経平均株価は
一時、2900
円以上値下がりしました
週初的7日東京股市,由於特朗普政府的「互惠關稅」,中國政府作為對抗措施宣布追加關稅,這加劇了對全球經濟可能陷入衰退的擔憂,日經平均指數一度下跌超過2900日元。
トランプ政権が発表した「相互関税」に対して、中国は先週4日、対抗措置としてアメリカからのすべての輸入品に34%の追加関税を課すと発表し、金融市場では、貿易摩擦が激しくなり、世界経済が後退に陥るリスクが高まるという懸念が一段と強まっています
特朗普政府宣布“互惠关税”后,中国在上周四宣布作为对抗措施,将对所有美国进口商品征收34%的额外关税。金融市场对此表示担忧,贸易摩擦加剧可能导致全球经济衰退的风险进一步加大。
これを受けて7日の東京株式市場は、取り引き開始直後から売り注文が膨らんで全面安の展開となり、日経平均株価は午前9時半ごろ2900円以上急落しました
在此背景下,7日的東京股票市場從交易開始不久後賣出訂單就迅速增加,全面走低,日經平均指數在上午9點半左右急跌超過2900日元。
取引時間中としては過去3番目の下落幅となっています
その後はいくぶん買い戻しの動きも出て
▽日経平均株価、午前の終値は先週末の終値より2188円74銭安い3万1591円84銭
<br><br>之後有些許回補的動作出現<br>▽日經平均股價,上午的收盤價比上週末的收盤價低2188日圓74錢,為3萬1591日圓84錢
▽東証株価指数、トピックスは162
plaintext <br>▽東證股價指數,東證指數為162
42
下がって2319
64、
▽午前の出来高は18億4159万株でした
市場関係者は「中国だけではなく、他の国や地域でもトランプ政権の相互関税に対して対抗措置を検討する動きが出ているため、投資家の間ではリスクを避けようという動きが一段と強まっている
市場人士表示:「不僅是中國,其他國家和地區也在考慮對特朗普政府的互惠關稅採取反制措施,因此投資者之間規避風險的趨勢進一步加強。」
一方で
午前中は、
東京外国為替市場で
円安が
進んだため、
自動車メーカーなど輸出関連の
銘柄で
買い戻しの
動きも
出た」と
話しています
「另一方面,由於上午東京外匯市場日圓貶值,汽車製造商等出口相關的股票也出現了回補的動向。」
証券会社に投資家からの問い合わせ相次ぐ
大幅な下落で始まった週明けの東京株式市場ですが、都内の証券会社には今後の株価の見通しなど投資家からの問い合わせが相次いでいます
(<br>證券公司接到投資者的諮詢接連不斷<br>本週初東京股市大幅下跌,位於東京都內的證券公司接到許多投資者關於未來股市走勢的諮詢
東京・中央区の証券会社にあるコールセンターには、午前8時の受け付け開始直後から個人投資家からの問い合わせが相次いでいて、およそ20人の社員が対応にあたっています
在東京中央區的證券公司內的呼叫中心,自上午8點開始受理後,個人投資者的詢問接踵而至,約有20名員工在應對。
投資家からは今後の株価の見通しやアメリカの関税政策に関する問い合わせなどが寄せられているということです
<br><br>據說,投資者對未來的股價走勢以及美國的關稅政策提出了諮詢。
岩井コスモ証券の本間大樹 東京コールセンター長は「朝から売り注文が殺到する予想はあったもののパニックに近い状態だ
岩井宇宙證券的本間大樹東京呼叫中心主任表示:「雖然預計從早上開始就會湧入大量的賣單,但目前的情況接近於恐慌狀態。」
株式市場が
不安定な
状況は
しばらく続きそうだ」と
話していました
「股市的不穩定狀況似乎還會持續一段時間」,他說道。
東京・兜町では先行きに不安の声
株価の急落について、証券会社が集まる東京・兜町では先行きに対する不安の声も聞かれました
(<br>東京・兜町對未來感到不安<br>關於股價的急劇下跌,聚集了證券公司的東京・兜町也聽到了對未來的不安聲音,)
このうち50代の会社員の男性は「どこまで落ちるのか、またそこからどうやって上がってくるのかもう少し静観したい
這其中一名50多歲的公司職員男性表示:「想再靜觀其變一段時間,看看到底會跌到什麼程度,以及從那裡如何回升。」
慌てるとかえって
失策に
なると
思う」と
話していました
また、30代の男性は「これだけ下がってしまうと本当に参ってしまう
此外,30多歲的男性表示:「這樣下跌真的讓人感到無奈。」
関税政策においていま
日本の
立場は
弱いので、
アメリカに
しっかりものを
言えるようにしてほしい」と
話していました
「關稅政策上日本目前的立場較弱,希望能夠在這方面對美國有更強硬的發言權。」
大阪取引所 売買一時中断
大阪取引所は日経平均の先物や東証株価指数=トピックスの先物の取り引きで大量の売り注文が出ていることから、午前8時45分から10分間、売買を一時中断する「サーキットブレーカー」と呼ばれる措置がとられました
大阪交易所暫停交易 大阪交易所因為日經平均指數期貨和東證股價指數=TOPIX期貨出現大量賣出訂單,於上午8時45分起暫停交易10分鐘,採取被稱為「熔斷機制」的措施。
「サーキットブレーカー」は
取り引きの
混乱を
避けるため、
取引所が
一時的に
売買を
止める措置です
「熔斷機制」是為了避免交易混亂,交易所暫時停止買賣的措施。
林官房長官「市場の動向など注視」
林官房長官は午前の記者会見で「株価の日々の動向は経済状況や企業の活動などさまざまな要因により市場で決まるものでありコメントは差し控える」と述べました
(<br>林官房長官「密切關注市場動向」<br>林官房長官在上午的記者會上表示:「股價的日常變動是由經濟狀況和企業活動等各種因素決定的,因此不予置評。」)
その上で「アメリカの関税措置については関係省庁で協力、連携の上、引き続き、内外の経済や金融市場の動向などを緊張感をもって注視するとともに経済財政運営に万全を期したい」と述べました
此外,他表示:「關於美國的關稅措施,我們將在相關部門的合作與聯繫下,繼續緊密關注國內外經濟和金融市場的動向,並確保經濟財政運營的萬全。」
※ライブ配信には数十秒の遅延が生じます