Actualités japonaises: マイコプラズマ肺炎患者数過去10年で最多リンゴ病も流行続く

マイコプラズマ肺炎はいえん患者かんじゃ数すう過去かこ10年ねんで最多さいたリンゴ病びょうも流行りゅうこう続つづく

Jan 21, 2025 16:01 7

Furigana

子こどもに多おおい感染かんせん症しょう、「マイコプラズマ肺炎はいえん」の患者かんじゃ数すうがこの時期じきとしては過去かこ10年ねんで最もっとも多おおくなっています。「伝染でんせん性せい紅べに斑むら」、いわゆるリンゴ病びょうの流行りゅうこうも続つづいていて、専門せんもん家かは「いずれの感染かんせん症しょうも流行りゅうこうが落ち着おちつくまで時間じかんがかかると考かんがえられる。インフルエンザも流行りゅうこうする中なか、マスクなどの感染かんせん対策たいさくが重要じゅうようだ」と呼よびかけています。

マイコプラズマ肺炎はいえんは子こどもに多おおい感染かんせん症しょうで、発熱はつねつや全身ぜんしんのけん怠けんたい感かん、頭痛ずつう、せきといった症状しょうじょうが出でて一部いちぶの人ひとでは肺炎はいえんが重症じゅうしょう化かしたり衰弱すいじゃくしたりして入院にゅういんするケースもあります。

国立こくりつ感染かんせん症しょう研究所けんきゅうじょによりますと、今月こんげつ12日にちまでの1週間しゅうかんに全国ぜんこくおよそ500の医療いりょう機関きかんから報告ほうこくされた患者かんじゃの数かずは1医療いりょう機関きかん当あたり1.11人にんと前まえの週しゅうから0.34人にん増加ぞうかし、この時期じきとしては過去かこ10年ねんで最もっとも多おおくなっています。

また、かぜのような症状しょうじょうのあと、ほおなどに赤あかい発疹はっしんが出でる「伝染でんせん性せい紅べに斑むら」、いわゆるリンゴ病びょうの流行りゅうこうも続つづいていて、今月こんげつ12日にちまでの1週間しゅうかんに全国ぜんこくおよそ3000の医療いりょう機関きかんから報告ほうこくされた患者かんじゃの数かずは1医療いりょう機関きかん当あたり0.94人にんと、前まえの週しゅうから0.78人にん増加ぞうかしています。

日本にっぽん小児しょうに感染かんせん症しょう学会がっかいの理事りじで、川崎かわさき医科いか大学だいがくの大石おおいし智洋ともひろ教授きょうじゅは、「いずれの感染かんせん症しょうも潜伏せんぷく期間きかんが2週間しゅうかんから3週間しゅうかんと比較的ひかくてき長ながく、感染かんせんに気きがついていない人ひとも一定いってい数すういるので、流行りゅうこうが落ち着おちつくまで時間じかんがかかると考かんがえられる」としたうえで、インフルエンザの流行りゅうこうも続つづく中なかでの注意ちゅうい点てんとして「インフルエンザとマイコプラズマ肺炎はいえんを発症はっしょうして呼吸こきゅう困難こんなんが続つづく患者かんじゃもいる。これまで以上いじょうに体調たいちょうを整ととのえることを心こころがけて、マスクをしたり、こまめに水分すいぶんをとったりといった感染かんせん対策たいさくが重要じゅうようだ」と呼よびかけています。