25日午後7時すぎ、北海道音更町で「2階建ての住宅から火が出ている」と近くに住む人から消防に通報がありました。
消防車など10台が出て消火にあたり、火はおよそ5時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から2人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、この住宅には80代の夫婦が住んでいるとみられ、火事のあと連絡が取れなくなっているということです。
警察が遺体の身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。
現場は、JR帯広駅から北に2キロほど離れた住宅街です。
近くに住む男性“『バン』という大きな音が聞こえた”
近くに住む20代の男性が25日午後7時15分すぎに撮影した映像では、建物から激しく炎があがっている様子が確認できます。撮影した男性は「『バン』という大きな音が聞こえて外を見たら住宅から火が出ていた。黒い煙が立ち上っていて炎も真っ赤に燃え上がり、とても驚きました」と話していました。