ロシア
連邦捜査委員会は、ウクライナ
軍が
越境攻撃を
行っているロシア
西部で、ウクライナの
兵士がロシア
人の
住民20
人余りを
殺害したと
発表し、
大統領府の
報道官は「
国際社会が
このような
残虐行為に
注意を
払わなくてもわれわれは
訴え
続ける」としてウクライナを
非難しました。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ロシア連邦捜査委員会は1月31日、ウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部クルスク州の集落ルースコエ・ポレチノエで、去年9月下旬から11月下旬にかけて、ウクライナの兵士がロシア人住民の男女あわせて22人を殺害したと発表しました。
このうち、女性8人は性的暴行を受けた後に殺害されたとしています。
また、住民を殺害したのは、ウクライナ軍の第92独立強襲旅団の兵士たちだということで、遺体は住宅の地下から見つかったとしています。
これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は31日、「国際社会が耳を貸さず、このような残虐行為に注意を払わなくてもわれわれは訴え続ける」と主張し、ウクライナを非難しました。
一方、ウクライナ非常事態庁は、北東部の都市スムイで30日、集合住宅がロシアの無人機で攻撃され、これまでに9人が死亡、8歳の女の子を含む13人がけがをしたと発表しました。