ねずみの嫁入よめい

Easy Japanese news
Feb 2, 2025 07:02 109
Furigana
일본 신문

あるところに、とってもなかネズミの若者わかもの(チョロきち)とむすめ(チュウ)がおりました。
この二人ふたりは、将来結婚しょうらいけっこんしようとちかっていました。

このむすめのおやじさまは、むら庄屋しょうやさまでした。おやじさまむすめおもとは裏腹うらはらに、年頃としごろになったむすめを、このなか一番強いちばんつよい「太陽様たいようさま」にもらってもらうと発表はっぴょうしました。

これいたむら年寄としよりネズミは、庄屋しょうやさんいます。「太陽たいようよりくもつよくもよりかぜつよい、かぜよりかべつよい。その壁様かべさまあなをあけてしまう、おらたちネズミが一番強いちばんつよい。だからむすめ婿むこは、このむら若者わかもの一番良いちばんよい」

これいたおやじさまはなるほどと納得なっとくし、ネズミのなかから一番強いちばんつよものめることにしました。

そうしてこの村一番むらいちばん力持ちからものチュンと、チュン恋人こいびとあるチョロきち試合しあいをすることになりました。

予想通よそうどおり、チョロきちかおかたちわるくらいボコボコになぐられるも、絶対ぜったい降参こうさんしません。これていたおやじさまは、チョロきち根性こんじょうみとめ、婿むこはチョロきちにとめました。この一番強いちばんつよいのは、あった者同士ものどうし。チョロきちとチュウ末永すえながしあわらしました。

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