蔡総統は15
日午前、
アメリカの
民主党の
元上院議員ドッド
氏、
共和党のブッシュ
政権で
国務副長官を
務めたアーミテージ
氏、
民主党のオバマ
政権で
国務副長官を
務めたスタインバーグ
氏ら、バイデン
大統領の
意向を
受けた
非公式の
代表団と
台北の
総統府で
会談しました。
冒頭、蔡総統は「バイデン政権発足以来、初めての訪問団であり、台湾とアメリカの関係が深まり続けていることを示している」と歓迎しました。
そして、中国軍が台湾周辺での活動を活発化させているのに対し、「バイデン政権が台湾海峡の平和と安定の重要性を繰り返し強調していることに感謝する。台湾はアメリカを含めた理念を同じくする国々とともに、インド太平洋地域の平和と安定を守っていきたい」と述べました。
これに対しドッド氏は、バイデン政権が台湾の国際社会への参画が拡大することなどを支持する考えを伝えました。
バイデン政権は、台湾との当局者どうしの交流を促進するための新たな指針を設けるなど、台湾との関係を深めています。