東京オリンピックに向けて準備を進める競泳の日本代表のうち、3日は、オリンピックのリレー種目にエントリーしている選手などが相模原市で行われている大会に出場しました。
このうち池江選手は、オリンピックで女子400メートルリレーにエントリーしている五十嵐千尋選手と酒井夏海選手、それに大本里佳選手とチームを組んで、女子200メートルリレーに出場しました。
池江選手は前半でリードを広げる役割を期待されている一方で、課題としているスタートから序盤にかけての遅れをカバーするため、勢いをつけて飛び込める第2泳者を任されました。
レースでは第1泳者の五十嵐選手のタッチに合わせてスムーズに飛び込み、力強い泳ぎを見せて50メートルを24秒82で泳ぎ、第3泳者の酒井選手に引き継ぎました。
200メートルリレーはオリンピックでは実施されない種目ですが、4人は1分39秒82をマークし、これまでの日本記録を1秒13更新しました。
池江選手にとっては、白血病を公表する前の2018年11月以来の日本記録更新となりました。
池江「久しぶりに日本新記録を出せてすごくうれしい」
池江選手は「久しぶりに日本新記録を出せてすごくうれしい。4人で練習をしてきた成果が出ていると思う。いつもリレーでは力を発揮できるので、もっとタイムを上げていきたい」と話していました。
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