日本新聞: ボーイング開発の新有人宇宙船国際宇宙ステーションに到着

ボーイング開発かいはつの新しん有人ゆうじん宇宙うちゅう船せん国際こくさい宇宙うちゅうステーションに到着とうちゃく

Jun 7, 2024 09:06 0

Furigana

アメリカの航空こうくう機き大手おおて、ボーイングが開発かいはつを進すすめてきた宇宙うちゅう船せん「スターライナー」が、試験しけん飛行ひこうとして初はじめて宇宙うちゅう飛行ひこう士しを乗のせて打ち上うちあげられ、予定よてい通どおり国際こくさい宇宙うちゅうステーションに到着とうちゃくしました。

ボーイングが開発かいはつを進すすめてきた新あたらしい宇宙うちゅう船せん「スターライナー」は日本にっぽん時間じかんの5日にち、試験しけん飛行ひこうのためNASA＝アメリカ航空こうくう宇宙うちゅう局きょくの宇宙うちゅう飛行ひこう士し2人にんを乗のせて、フロリダ州しゅうにある発射はっしゃ施設しせつから打ち上うちあげられました。

宇宙うちゅう船せんは打ち上うちあげからおよそ27時間じかん後ごの日本にっぽん時間じかんの7日にち未明みめい、国際こくさい宇宙うちゅうステーションにドッキングしました。

ハッチから姿すがたを見みせた2人にんは、滞在たいざいしている宇宙うちゅう飛行ひこう士したちから拍手はくしゅで出迎でむかえられたあと、歓迎かんげいセレモニーに臨のぞみました。

このうち国際こくさい宇宙うちゅうステーションに滞在たいざいした経験けいけんがあるバリー・ウィルモア宇宙うちゅう飛行ひこう士しは「音楽おんがくあり、踊おどりあり、これ以上いじょうの歓迎かんげいはなかったでしょう。戻もどって来くることができてうれしいです」と話はなしていました。

今回こんかいの試験しけん飛行ひこうは、宇宙うちゅう船せんの実用じつよう化かに向むけた最終さいしゅう段階だんかいのもので、2人にんの宇宙うちゅう飛行ひこう士しは1週間しゅうかんほど宇宙うちゅうステーションに滞在たいざいした後のち、再ふたたび宇宙うちゅう船せんで地上ちじょうに戻もどる予定よていで、打ち上うちあげから帰還きかんまで問題もんだいがないかを検証けんしょうするということです。