7
日午前、
沖縄県の
尖閣諸島の
沖合で、
中国海警局の
船4
隻が
相次いで
日本の
領海に
侵入しました。
海上保安本部によりますと、
いずれも
砲らしきものを
搭載していて、4
隻とも
搭載しているのが
確認されたのは
初めてだということです。
第11管区海上保安本部によりますと、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船4隻が、午前10時半ごろから南小島の沖合で、相次いで領海に侵入しました。
海上保安本部によりますと、いずれも砲らしきものを搭載しているということです。
中国海警局の船は、4隻で航行する場合、そのうち1隻が砲らしきものを搭載しているケースが多く、今回のようにすべての船が搭載しているのが確認されたのは初めてだということです。
海上保安本部は、直ちに領海を出るよう警告を続けています。
4隻は、7日午前8時半ごろに魚釣島の沖合で接続水域に入っていたということです。
中国海警局の船は接続水域をほぼ毎日航行していて、連続航行日数は、去年12月22日からこと6月7日にかけて169日と、日本政府が尖閣諸島を国有化して以降、最長の連続日数を更新し続けています。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは5月25日以来で、ことしに入って17件目です。