日本新聞: 立民去年の衆院選の総括を決定 “戦略の見直し必要”

立たつ民みん去年きょねんの衆院しゅういん選せんの総括そうかつを決定けってい “戦略せんりゃくの見直みなおし必要ひつよう”

Jan 27, 2022 13:01

Furigana

立憲りっけん民主みんしゅ党とうは、去年きょねんの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょについて、候補こうほ者しゃの一いち本ほん化かなど野党やとう間かんの協力きょうりょくが想定そうていした結果けっかを伴ともなわなかったとして、戦略せんりゃくの見直みなおしが必要ひつようだとする総括そうかつを決定けっていしました。

立憲りっけん民主みんしゅ党とうは、去年きょねんの衆議院しゅうぎいん選挙せんきょで議席ぎせきを減へらした要因よういんを分析ぶんせきした総括そうかつについて、25日にちの常任じょうにん幹事かんじ会かいで、共産党きょうさんとうとの連携れんけいの評価ひょうかをめぐって異論いろんが出だされたため、原案げんあんの修正しゅうせいを行おこなったうえで決定けっていし、27日にち、逢坂おうさか代表だいひょう代行だいこうが記者きしゃ会見かいけんで発表はっぴょうしました。

この中なかでは、小しょう選挙せんきょ区くで行おこなった野党やとう候補こうほの一いち本ほん化かについて「一定いっていの成果せいかはあったものの、想定そうていした結果けっかは伴ともなわなかった」としたうえで「選挙せんきょ戦せんにおける全体ぜんたい的てきな戦略せんりゃくの見直みなおしを図はかっていく必要ひつようがある」と指摘してきしています。

また、選挙せんきょ前まえに共産党きょうさんとうと、政権せいけん交代こうたいが実現じつげんした場合ばあいの連携れんけいの在り方ありかたで合意ごういしたことについては「『政権せいけんは一緒いっしょにしない』という趣旨しゅしだったが、誤解ごかいとなって有権者ゆうけんしゃに伝つたわり、選挙せんきょ戦せんに影響えいきょうを与あたえた」としています。

一方いっぽう、このほかに原案げんあんに盛り込もりこまれていた、共産党きょうさんとうとの連携れんけいの影響えいきょうに関にかんする分析ぶんせきは削除さくじょされました。

逢坂おうさか代表だいひょう代行だいこうは「国民こくみんも、野党やとうがつばぜり合つばぜりあいをして埋没まいぼつしていくことを望のぞんでいるとは思おもわない。夏なつの参議院さんぎいん選挙せんきょでは、野党やとうで大おおきな塊かたまりとなるという方向ほうこう感かんを共有きょうゆうできる各党かくとうと協力きょうりょくし、可能かのうなかぎり議席ぎせきを伸のばせる取り組とりくみをしていく」と述のべました。