現場付近は霧の影響で視界が悪かったとみられ、警察が事故の詳しい状況を調べています。
27日午前8時すぎ、千葉県木更津市の圏央道の内回りで車12台が相次いで衝突しました。
消防によりますと、これまでに19人が現場で手当てを受け、このうち8人が病院に搬送されるなどしていますが、いずれも命に別状はないということです。
現場は片側1車線の直線道路で、NHKのヘリコプターが午前10時すぎ、撮影した映像によりますと、複数の車が連なるようにしてぶつかり、このうち、一部の車が反対車線に出ていることが確認できます。
千葉県内では、26日の夕方から濃霧注意報が出されていて、警察によりますと、事故の直後に「現場で霧が出ている」と通報があったということです。
警察は、霧の影響で視界が悪くなる中、複数の車が相次いで追突する玉突き事故が起きたとみて詳しい状況を調べています。
事故の影響で、圏央道は木更津市の木更津東インターチェンジから市原市の市原鶴舞インターチェンジの間で内回り・外回りともに通行できなくなっています。