福島千里選手は、29
日、
引退にあたって
都内で
記者会見を
行いました。
この中で、福島選手は選手生活を振り返り、「つらい時期もあったが、どんな時も工夫をして挑戦し成長できた。小学生からの夢だったオリンピックにも出場でき、陸上を通して挑戦できたことすべてが財産だと思う」と話しました。
引退を決意した経緯について福島選手は、「けがなどでやりたい練習よりやれる練習を選択しなければならない状況だった。やめることに恐怖感があったが、いろいろな人に相談して決めた」と話しました。
そして「速く走るためにすべてを急いでやってきた。陸上をやめるさみしさはあるがまずはゆっくりしたい」と話しました。
福島選手は今後、所属する企業の「スマイルアンバサダー」として競技の普及や選手の育成に携わっていくということです。
恩師「本当にお疲れさま」
福島選手が
以前、
所属していた「
北海道ハイテクAC」の
元監督で、
高校卒業後からおよそ10
年間にわたって
福島選手を
指導した
中村宏之さんは「
あれだけ
好きな
陸上を
一生懸命やって、
ある意味で
燃え尽きた
訳ですから
後悔はないと
思います。
ご苦労さんという
ひと言ですね。
本当にお疲れ様でした」とかつての
教え子をねぎらいました。
また、中学時代の福島選手を初めて見たときのことを振り返り、「1人だけ、音がしない、すいすいと走る子がいるわけですよ。大きな声でこの子は日本一になると、必ず日本記録を作るって、大声で叫んだことを覚えています」と話していました。
そのうえで「すごい一生懸命な子。自分に妥協せずに常に練習も全力だった。走って倒れて、お尻が痛い痛いって言うんですけど、短距離でそういう選手は私の周りでは彼女しかいない。それだけ練習でも出し切るという思いが強かった」と話していました。
そして、福島選手の今後については「彼女がやり得なかったことや、いろいろな思いや得たことを次のランナーに伝えていく責務があると思います。彼女ならやるんじゃないですか。このあとが楽しみです」と期待を寄せていました。
元チームメート・山縣選手「学ばせてもらった」
福島選手の現役引退の発表を受けて、元チームメートで男子100メートル、日本記録保持者の山縣亮太選手が所属企業のSNSを通じてメッセージ動画を寄せ「13年間の現役生活本当にお疲れ様でした。一緒に競技をさせていただき、本当にいろんなことを学ばせてもらい勉強になりました。自分にとって雲の上の存在で最初は話しかけられずにいましたが、気さくな素晴らしい人柄で一緒に活動した3年間は非常に幸せでした。これからのご活躍を祈っています」などと話していました。
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