ロシアのプーチン
大統領は、4
日に
開幕する
北京オリンピックの
開会式など一連の
行事に
出席するため、
北京に
到着し、
習近平国家主席との
会談に
臨んでいます。
軍事的な緊張が続くウクライナ情勢をめぐって意見が交わされる見通しです。
ロシアのプーチン大統領は、北京オリンピックの開会式など一連の行事に出席するため、日本時間の午後3時すぎ、北京に到着しました。
プーチン大統領は、習近平国家主席との会談に臨んでいて、冒頭で「ロシアと中国の関係は、前例のないものになっている。私たちは、それぞれの発展を支えあっている」述べ、中国との連携が一層深まっていると強調しました。
プーチン大統領に同行するウシャコフ補佐官は2日、記者団に対して、会談後に共同声明が発表される見通しを明らかにしたうえで「安全保障を含む最も重要な世界の諸問題に対する両国の共通の見解が反映されるだろう」と述べています。
プーチン大統領は中国訪問を前に、中国の国営メディアが行ったインタビューに対し、「中国は、国際的な舞台における戦略的パートナーだ。われわれは国連などで緊密な連携を保ち、現在の複雑な世界情勢を安定させる効果を発揮している」と述べました。
プーチン大統領としては、軍事的な緊張が続くウクライナ情勢をめぐっても意見を交わし、ロシアの安全保障上の懸念について習主席から直接、理解を取り付け、一致してアメリカに対抗したい考えです。