5日の夕方までの24時間に降る雪の量は、
いずれも多いところで、
▽新潟県で70cm、
▽東北の日本海側と北陸、岐阜県、それに滋賀県で60cm、
▽長野県で40cmなどと予想されています。
6日の夕方までの24時間には、
▽新潟県で70cmから1m、
▽北陸で60cmから80cm、
▽岐阜県と滋賀県で50cmから70cm、
▽長野県で40cmから60cmの雪が降る見込みです。
強い寒気は太平洋側にも流れ込むため、東海などの平地でも雪が積もり、大雪となるところがある見込みです。
同じ場所に雪雲が流れ込み続けると、積雪が短時間で急激に増えるおそれもあります。
気象庁は、大雪による交通への影響や屋根からの落雪、電線や樹木への着雪、なだれなどに十分注意するよう呼びかけています。
日本海側では積雪が平年の2倍以上に達しているところもあり、大雪が予想される地域では、建物の軒下や山の斜面などには近づかず、時間に余裕を持った行動を心がけるようにしてください。
積雪が増えると落雪や雪崩などが発生するおそれがあり、十分な注意が必要です。 気象庁によりますと、東北や新潟県を中心に積雪が平年を上回り、4日午後5時現在、 ▽青森県八甲田山系の酸ヶ湯では積雪が3メートル94センチに達しています。 また、 ▽秋田県横手市で1m64cm、 ▽新潟県関川村の下関で1m36cm、 ▽山形県庄内町で1m27cm、 ▽鳥取県智頭町で28cmなど、 各地で平年のおよそ2倍から2.5倍に達しています。 この土・日は日本海側の山沿いの多いところで、24時間に1m近い雪が降り、短時間で急激に積雪が増えるおそれがあります。 積雪の多いところに、さらにまとまった雪が降ると、落雪や雪崩が発生しやすく、過去には巻き込まれて死亡するケースも起きています。 この冬、北海道や東北、新潟県では除雪作業中に、屋根からの落雪に巻き込まれて亡くなったり、大けがをしたりする人が相次いでいます。 軒下など落雪の危険がある場所には近づかないようにするとともに、除雪作業をする必要がある場合には2人以上で行うようにしましょう。 また、短時間に大量の雪が降ると、雪崩(表層雪崩)が発生しやすくなります。 山の急な斜面や、積雪に亀裂が出来ている場所などには近づかないようにしてください。
日本海側 すでに積雪が平年の2倍超のところも