現地14:02 引き締まった表情でリンクに

現地14:05 白いジャージ姿で黒い手袋

本格的に練習 報道陣も動きに注目

3回転フリップやループを跳んでジャンプの感触を確かめています。
練習用のリンクでジャンプなどの練習を続けています。羽生選手は練習の合間に何度もうなずくようなしぐさを見せていました。日本や海外の報道陣はリンクの周辺で取材していて、羽生選手の動きに合わせてカメラを向けています。
羽生選手は今大会で世界で誰も成功したことのない4回転半ジャンプを構成に入れる意向を示しています。
練習では、4回転半ジャンプ=クワッドアクセルにも繰り返し挑戦し、着氷でバランスを崩すなどして一度も成功しませんでしたが、ほかの4回転ジャンプなどはきれいに決めてあす8日のショートプログラムに向けて順調な調整ぶりをうかがわせていました。
練習した氷の感覚については、「本当にすごくきれいだなって思いながら、すごく楽しんでできたと思います。自分の中で考えるところは課題だったり、良かった点だったりいろいろありますけど、きょうはきょうでいい感覚だったと思うので日に日にまた良くしていければいいなと思います」と話していました。 また、去年12月の全日本選手権との構成の違いについて聞かれると「違うアプローチにはしています」と答えました。 4回転半ジャンプ・クワッドアクセルに挑戦することのリスクと、勝たなければならない思いの2つをてんびんにかけた時にどのような判断をするのかと問われると「自分の中ではイコールだと思っている。きょうの練習は終わったので、またショートに向けてまず集中したい。とにかくショートもフリーも自分の中では一幕っていうような感覚でいるが、まずはショートで集中しなきゃいけないと思っているので、ショートに対してできることを積み重ねていきたい」と話しました。 北京に来てからの心境の変化については「試合なので緊張もしますし、オリンピックなのでそれはもちろん緊張するがいい感覚できていると思う。一生懸命頑張るので応援してくださいとは言えないが、見てもらったらうれしいです」と話していました。 また、日本が団体で銅メダルを獲得したことについては「僕が出ていないのでチームとは言えないんですが、本当にすばらしいことだと思います」と話していました。
現地14:16 4回転からの連続ジャンプも
現地14:20 繰り返しトリプルアクセル
現地14:25 4回転半ジャンプにも
現地14:40 30分余りで練習終了
【練習後のインタビュー】
男子シングルは8日にSP 10日にフリー