後半のフリーでの巻き返しに向けてカギとなるのが4回転半ジャンプです。
羽生選手は、世界で誰も成功していないこの大技を、10日の大一番で挑戦することを明らかにしていて最も基礎点が高いだけに成功すれば大きな得点源になります。
発表された羽生選手の演技の構成です。
2:4回転サルコー 3:トリプルアクセル+3回転ループ 4:3回転フリップ 5:フライング足替えコンビネーションスピン 6:ステップシークエンス 7:4回転トーループ+3回転トーループ 8:4回転トーループ+シングルオイラー+3回転サルコー 9:トリプルアクセル 10:コレオシークエンス 11:フライング足替えシットスピン 12:足替えコンビネーションスピン
去年12月の全日本選手権では、トリプルアクセルと2回転トーループだったため、仮にトリプルアクセルと3回転ループの連続ジャンプを跳ぶと基礎点は3.6上がります。 さらに、続くジャンプを3回転ループから3回転フリップに変えていてこちらは0.4の上積みとなります。 本番では、必ずしもこの構成表通りに演技をするとは限らないものの、羽生選手が巻き返しを狙って全日本選手権よりも難度を上げた構成に挑む可能性は十分あり、あすの演技への期待が高まります。
1 ルーカス・ブリッチギー(スイス) 2 アンドレイ・モザレフ(ROC) 3 イワン・シュムラトコ(ウクライナ) 4 コンスタンチン・ミリュコフ(ベラルーシ) 5 ニコライ・マヨロフ(スウェーデン) 6 ドノバン・カリーヨ(メキシコ) ▼第2グループ(開始予定10:33~) 7 ウラジーミル・リトビンツェフ(アゼルバイジャン) 8 ブレンダン・ケリー(オーストラリア) 9 デニス・バシリエフス(ラトビア) 10 マルク・コンドラチュク(ROC) 11 アダム・シャオ イム ファ(フランス) 12 マッテオ・リッツォ(イタリア) ▼第3グループ (開始予定11:43~) 13 ダニエル・グラスル(イタリア) 14 金博洋(中国) 15 ケビン・エイモズ(フランス) 16 キーガン・メッシング(カナダ) 17 羽生結弦(日本) 18 エフゲニー・セメネンコ(ROC) ▼第4グループ (開始予定12:38~) 19 ジェイソン・ブラウン(アメリカ) 20 モリス・クビテラシビリ(ジョージア) 21 チャ・ジュンファン(韓国) 22 宇野昌磨(日本) 23 鍵山優真(日本) 24 ネイサン・チェン(アメリカ)
2:4回転フリップ 3:4回転サルコー 4:足替えキャメルスピン 5:4回転ルッツ 6:ステップシークエンス 7:4回転トーループ+シングルオイラー+3回転フリップ 8:トリプルアクセル 9:3回転ルッツ+3回転トーループ 10:足替えコンビネーションスピン 11:コレオシークエンス 12:フライング足替えコンビネーションスピン チェン選手は4種類の4回転ジャンプを5回飛ぶ構成です。 9日は、フリーの曲をかけた練習で4回転フリップと3回転トーループの連続ジャンプや4回転トーループからの3連続ジャンプなど難度の高いジャンプを次々と着氷し、好調ぶりをうかがわせました
2:3回転ルッツ 3:4回転トーループ+3回転トーループ 4:3回転アクセル+シングルオイラー+3回転サルコー 5:足替えシットスピン 6:ステップシークエンス 7:4回転トーループ 8:3回転フリップ+3回転ループ 9:トリプルアクセル 10:コレオシークエンス 11:足替えコンビネーションスピン 12:フライング足替えコンビネーションスピン 鍵山選手は2種類の4回転ジャンプを3回飛ぶ予定です。 9日のフリーの曲をかけた練習では、4回転サルコーやトリプルアクセルからの連続ジャンプを跳んだほかステップやスピンを丁寧に確認していました。
2:4回転サルコー 3:4回転トーループ+3回転トーループ 4:トリプルアクセル 5:フライングキャメルスピン 6:コレオシークエンス 7:4回転フリップ 8:4回転トーループ+2回転トーループ 9:トリプルアクセル+シングルオイラー+3回転フリップ 10:フライング足替えコンビネーションスピン 11:足替えコンビネーションスピン 12:ステップシークエンス 宇野選手は4種類の4回転ジャンプを5回飛ぶ予定です。 9日の練習では4回転トーループと3回転トーループの連続ジャンプ、そして4回転ループなどを次々と着氷していました。
【羽生 フリーの演技構成(予定)】
<10日のフリー滑走順>
【SP1位 チェン フリーの演技構成(予定)】
【SP2位 鍵山 フリーの演技構成(予定)】
【SP3位 宇野 フリーの演技構成(予定)】