東京にある絵本の専門の店は、平和について考える絵本を集めて紹介しています。この中に、「てぶくろ」という絵本があります。
「てぶくろ」はウクライナに昔からある話です。雪の中でおじいさんが落とした手袋の中に、いろいろな動物たちが集まってくるという話です。日本では1965年に出て、今までに300万冊以上売れました。今、インターネットでこの絵本を紹介してウクライナの平和を祈る人などが増えています。
店の人は「子どもと一緒にこの本を読む人が増えています。ロシアやウクライナ、日本に住む子どもたちが、この絵本を同じように楽しむことができる世界に早くなってほしいです」と話しています。