22
日の
東京外国為替市場は、
アメリカ経済の
先行きは
底堅いという
見方が
出ていることを
背景に、
円を
売ってドルを
買う動きが
広がり、
円相場は1ドル=150
円台後半での
取り引きが
続いています。
22日の東京外国為替市場は、21日のニューヨーク市場で円相場が1ドル=150円台後半と、およそ2か月半ぶりの水準まで値下がりした流れを引き継ぎ、朝方から円を売ってドルを買う動きが広がっています。
アメリカで、このところ市場の予想を上回る経済指標が続き、市場では、アメリカ経済の先行きは底堅く、FRB=連邦準備制度理事会による今後の利下げのペースは緩やかになるという見方が多くなっています。
このため、アメリカの長期金利が上昇し、東京市場でもドルが買われて、1ドル=150円台後半での取り引きが続いています。
市場関係者は「アメリカで大統領選挙のあと、財政出動が拡大するだろうという観測が出ていることもアメリカの金利上昇やドル買いの背景になっている」と話しています。