About Todaii Japanese
Social Network
App Version
Other Apps
Copyright belongs to eUp Technology JSC
Copyright@2026
JLPT N2 – Reading Exercise 54
企業きぎょうの中なかで後輩こうはいや新人しんじんを指導しどうする際さい、専門知識せんもんちしきが豊富ほうふな人ひとほど、つい自分じぶんが知しっていることだけを簡単かんたんに伝つたえてしまいがちだ。その結果けっか、教おそわる側がわがなかなか理解りかいできず、困こまってしまうことも少すくなくない。指導しどうする立場たちばの人ひとは、自分じぶんが最初さいしょにその知識ちしきを学まなんだときの気持きもちに戻もどり、相手あいての立場たちばを想像そうぞうしながら丁寧ていねいに伝つたえる必要ひつようがあるのではないだろうか。また、その過程かていで、教おそわる側がわが積極的せっきょくてきに質問しつもんをすることも重要じゅうようだ。質問しつもんを通とおじて、どこが分わかりにくいのか、どんな点てんでつまずいているのかが明確めいかくになり、指導しどうする側がわも説明せつめいしやすくなる。さらに、同おなじ内容ないようでも何度なんども質問しつもんし、繰くり返かえし説明せつめいを受うけることで、知識ちしきがより実践的じっせんてきなスキルへと変かわっていく場合ばあいも多おおい。私わたし自身じしんの経験けいけんから言いえば、一度いちどの説明せつめいだけで完全かんぜんに理解りかいできることは、実じつはほとんどないように思おもう。また、すべてを一いちから十じゅうまで教おしえるのではなく、大事だいじな部分ぶぶんだけを伝つたえ、最後さいごの仕上しあげは自分じぶんで考かんがえさせることが、「1」理想的りそうてきな指導法しどうほうだと考かんがえる。人ひとから与あたえられた知識ちしきは、すぐに忘わすれてしまうことが多おおい。しかし、自分じぶんで考かんがえ、実際じっさいにやってみて身みにつけたことは、なかなか忘わすれない。たとえば、新人しんじんに難むずかしい業務ぎょうむをいきなり任まかせても、何なにをどうすればいいのか分わからず戸惑とまどってしまう。だからこそ、相手あいての経験けいけんや理解度りかいどに合あわせて、必要ひつようなことだけを伝つたえることが大切たいせつだ。それは、非常ひじょうに細こまやかな配慮はいりょと工夫くふうを要ようする、「2」一種いっしゅのプロの技わざだと言いえるだろう。そうした工夫くふうこそが、指導しどうする側がわの大おおきなやりがいにつながるのではないだろうか。(注ちゅう)戸惑とまどう(とまどう):どうしていいかわからず困こまること
JLPT N2 – Reading Exercise 55
JLPT N2 – Reading Exercise 56
JLPT N2 – Reading Exercise 57