2026年4月から、日本で妊婦のためのRSVワクチンが無料で受けられるようになります。RSVは「呼吸器合胞体ウイルス」といい、小さい子どもがよくかかるウイルスです。1歳までに多くの子どもがRSVにかかり、2歳までにほとんどの子どもが一度はかかります。多くの場合、軽い風邪のような症状ですが、初めてかかったとき、3人に1人は気管支炎や肺炎になることがあります。特に生まれてから6か月までの赤ちゃんは、重い病気になることが多いです。
今までは、RSVワクチンは自分でお金を払って受ける必要があり、約3万円かかりました。そのため、ワクチンを受けない人もいました。しかし、2026年からは国が費用を出すので、妊婦は無料でワクチンを受けることができます。ワクチンを受けた妊婦の体から赤ちゃんに抗体がうつり、生まれてから6か月までの赤ちゃんを守ることができます。この方法で、赤ちゃんが重い病気になるリスクを70%くらい減らすことができます。これから、もっと多くの妊婦がワクチンを受けることが期待されています。