トランプ大統領の訪日に合わせ、トヨタ自動車が米国で生産した車両を日本市場へ「逆輸入」する方針について、米国側に正式に伝達する方向で最終調整を進めていることが明らかになった。27日から29日にかけて予定されているトランプ大統領の来日中には、日本企業の経営者らとの会合が設けられる予定であり、豊田章男会長もこの会合に出席する見通しである。
関係筋によれば、トヨタが従来から検討してきた米国生産車の「逆輸入」方針は、米国の貿易赤字解消に寄与する意図があるとされ、22日には佐藤社長が「ひとつのアイデアであり、米国経済への貢献を目指したい」との考えを示していた。対象車種としては「カムリ」など複数のモデルが候補に挙がっているという。
このような動きは、昨今の米国と日本の貿易関係をめぐる協議が続く中で、両国の経済的利害調整の一環として注目されている。今後の協議の行方が注視されるところである。