日本では、災害が起きたとき、人々が集まって料理を作り、被災した人々に配ることがあります。このような活動は 炊き出し と呼ばれ、「料理を作って配る」という意味があります。今回紹介するのは、炊き出しの場面でもよく作られる料理の一つ、だご汁です。材料(4人分)
・だし 1200ml
・干ししいたけ 2枚
・大根 150g
・にんじん 100g(または小1本)
・ごぼう 50g(または1/2本)
・青ねぎ 2本
・味噌 大さじ3~4(だごの材料)
・小麦粉 100g
・塩 少々
・ぬるま湯 50ml作り方
まず、干ししいたけをぬるま湯200mlに1~2時間ほど浸して戻します。時間があれば、前日の夜から水で戻すと、より柔らかくなります。
次に、だごの生地を作ります。ボウルに小麦粉を入れ、別の容器でぬるま湯(約38℃)に塩を溶かします。それを小麦粉に加え、箸で混ぜます。水分がなじんだら手でこねて、生地をまとめます。ラップや濡れた布巾をかけて30分ほど休ませます。
ごぼうは包丁の背で皮をこそげ落として洗い、鉛筆を削るように細長く切り、水にさらしてアクを抜きます。にんじんと大根は皮をむき、縦に4等分してから厚さ約5mmに切ります。しいたけは軸を取って薄切りにし、戻し汁は捨てずに取っておきます。青ねぎは小口切りにします。
鍋にだしとしいたけの戻し汁を入れ、ごぼう、大根、にんじん、しいたけを加えて中火で煮ます。沸騰したら弱火にして、アクを取ります。次に、だごを作ります。生地を少しずつちぎって丸め、中央を指で押してくぼみを作ります。それを鍋に入れ、ふたをして弱火で約30分煮込みます。30分後、だごを一つ取り出して半分に切り、中心まで透明になっていれば火が通っています。最後に味噌を溶かし入れ、再び軽く沸騰させます。器に盛り、青ねぎを散らして完成です。
食文化コラム:炊き出し料理
災害などの緊急時、日本では人々が協力して料理を作り、困っている人に配る文化があります。これを炊き出しと言います。炊き出しでは、大きな鍋を使って何百人分もの料理を作ることもあります。代表的な料理には、豚肉と野菜を味噌で煮込んだ 豚汁 や、米を煮込んだ 雑炊 などがあります。これらの料理は野菜・たんぱく質・炭水化物をバランスよく摂ることができ、体を温めることができるため、多くの人に提供される炊き出し料理として親しまれています。多人数分を作る場合は、材料の量を人数に合わせて増やします。ただし水の量は少し少なめ(約80~90%)にすると、味を調整しやすくなります。