日本では春になると、いちご狩りがとても人気です。いちご狩りでは、お客さんが自分でいちごを摘んで、その場で食べることができます。料金はだいたい2000円から3000円くらいです。中には、時間や食べる数に制限がない農園もあります。たくさん食べても、どうして農園は利益が出るのでしょうか。
たとえば、栃木県の吉村農園では、大人の入園料は2500円です。いちごを40個以上食べると、普通に買うよりお得になります。でも、多くの人は70個くらい食べたり、200個を目指す人もいます。中には、しょっぱいおせんべいを持ってきて、甘いとしょっぱいを交互に食べる人もいます。
農園が利益を出せる理由は、いちごを売るときのように、収穫や包装、運ぶ手間がいらないからです。お客さんが自分で摘んで食べるので、人件費や包装代が少なくなります。そのため、コストは普通に売るより20〜30%安くなります。
吉村農園では、1か月のコストは約137万円です。入園料が2500円なら、1日に18人くらい来れば赤字になりません。でも、いちごがなくならないように、平日は50人、週末は100人までにしています。また、いちごがいつも食べられるように、ハウスを分けて順番に開けています。
しかし、いちご狩りの裏にはたくさんの努力があります。いちごは朝早くから収穫し、ハウスの温度も18度に保っています。いちごのシーズンは半年だけで、残りの半年は次の準備をします。園主によると、月ごとには利益が出ますが、1年で見ると大きな利益はなく、たくさんの努力が必要だそうです。