新しい研究で、宇宙に行くと人の幹細胞が早く老けることが分かりました。幹細胞は体のいろいろな場所にあり、体を修理したり、新しい細胞を作ったりします。アメリカの研究チームは、宇宙ステーションで幹細胞の実験をしました。幹細胞を特別な小さい箱に入れて、人工知能を使って細胞の様子をずっと見ていました。
宇宙では重力がとても弱く、放射線も多いです。このような環境で、幹細胞はずっと活動していて、休むことができませんでした。そのため、細胞は疲れてしまい、エネルギーを使い果たしてしまいました。これで、細胞が早く老けるサインが見られました。
また、普段はあまり使われないDNAの部分(「暗黒ゲノム」と呼ばれるところ)が活発になりました。これは細胞が強いストレスを受けたときに起こります。研究者によると、宇宙飛行士は長い間宇宙にいると、免疫や血液の働きが弱くなり、健康に問題が出るかもしれません。しかし、地球に帰ると、細胞は少しずつ元に戻ることも分かりました。この研究は、宇宙だけでなく、地球の病気にも役立つかもしれません。