中国の青龍山化石保護区で、28個の恐竜の卵が見つかりました。科学者たちは「原子時計」とも言われる特別な方法で、この卵の年れいを調べました。その結果、これらの卵は約8600万年前のものだと分かりました。
この方法は「ウラン鉛年代測定法」と呼ばれます。卵の殻にはウランという物質があり、長い時間がたつとウランは鉛に変わります。科学者たちはレーザーで卵の殻をすこしけずり、ウランと鉛の量を調べました。その比率から、卵がどれくらい古いか分かります。
この方法で恐竜の卵の年れいを正確に知ることができたのは、青龍山化石保護区では初めてです。この保護区には、他にもたくさんの卵が有りますが、まだどの恐竜が産んだかは分かっていません。卵はすこし平らな丸い形で、長さは120~170ミリメートル、殻の厚さは2.4ミリメートルです。
科学者たちは、この研究で恐竜が昔の寒い気候にどうやって生きていたかを知る手がかりになると考えています。また、この新しい方法を使えば、世界中の恐竜の卵の年れいも{もっと}正確に分かるようになるかもしれません。