ある村に、仲のいい夫婦がいました。しかし、妻が病気で亡くなりました。夫はとても悲しくて、何日も漁に出ませんでした。
ある日、夫は海に出ました。村の人たちが「地獄穴がある」と言っている島に着きました。島を見ると、女の人が昆布を一生懸命拾っています。夫が声をかけると、亡くなった妻にそっくりです。女の人は何も言わないで、洞窟の中に逃げていきました。
夫は妻に会いたくて、洞窟の中に入りました。洞窟を出ると、村がありました。しかし、人がいません。妻を探していると、おじいさんが「まだあなたが来るところではない」と言いました。夫は気がつくと、船の中にいました。
夫は妻に会いたくて、何度も島に行こうとしました。しかし、船を着けることができませんでした。
夫はどんどん痩せていきました。村の人たちは「妻は、あなたに生きていてほしいと思っているから、行くことができないのだ」と言いました。しかし、夫は妻に会いたいという気持ちが変わりませんでした。
夫はある日、海から帰ってきませんでした。村の人たちは、夫と妻が仲よく暮らしていると考えました。