更年期障害は、女性にいろいろな体や心の不調をもたらします。仕事や家のことで忙しい50代の女性に多く見られます。更年期は、月経が終わる前後の10年間のことです。この時期、卵巣の働きが弱くなり、女性ホルモン(エストロゲン)が少なくなります。そのため、ほてりや汗がたくさん出る、心臓がドキドキする、やる気が出ない、集中できない、関節が痛いなどの症状が出ます。
最近は、膣が乾く、熱く感じる、トイレが近い、排尿時に痛みがあるなどの症状も注目されています。しかし、こうした症状があっても、多くの女性は病院に行きません。2022年の調査では、50代の女性の約79%が更年期の症状があっても受診していませんでした。
日本では、ホルモン補充療法という治療法を使う人が少ないです。専門家は「我慢しないで、生活に困ることがあれば、産婦人科に相談してください」と話しています。