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がさがさ

※一※ (副) (1)(多く「と」を伴って)乾いたものなどが触れ合って発する音を表す語。 「かさかさ」よりやや重く騒がしい感じの音。 「やぶを~と分けて進む」 (2)潤いがなくて荒れているさま。 「~したてのひら」 (3)性質・態度が粗野なさま。 「~した人」 ※二※ (形動) {※一※(2)}に同じ。 「かかとが~になる」

下がり

〔動詞「さがる」の連用形から〕 (1)さがること。 ⇔ 上がり 「株価の上がり~が激しい」 (2)「おさがり」に同じ。 「ほとけのもり物の~と見へてパンの菓子があるだらう/西洋道中膝栗毛(魯文)」 (3)ある時刻が過ぎること。 「昼~」「八つ~」 (4) 力士が褌(ミツ)の前に下げるもの。 「~をさばいて仕切りに入る」 (5)囲碁で, 第三線または第四線にある石から, 盤端に向かって一路下に打つ手。 (6)関船・弁財船などの舳(ミヨシ)から垂らした, 黒い縄束。 たれ。 → 和船 (7)「おくみさがり」の略。 (8)未払いの金。 さがりがね。 かけ。 「三万両の~が出来/黄表紙・文武二道万石通」 <i>~を請(ウ)・く</i> 相場が下落して買い置いた物の損失を受ける。 「買置きすれば~・け/浮世草子・永代蔵 6」

鍑

物を煮炊きする口の大きな釜(カマ)。 [和名抄]

前兆

〔「性(サガ)」と同源〕 しるし。 きざし。 「大雨狭穂より発(フ)り来て面(カオ)を濡らすとみつるは, 是何の~ならむ/日本書紀(垂仁訓)」

嵯峨

山などの高く険しいさま。 「剣山(ケンザン)は岩石~たる奇峰で/肉弾(忠温)」

佐賀

(1)九州地方北部の県。 かつての肥前国の東半部を占める。 北東部は筑紫(ツクシ)山地, 北西部は日本海に面して東松浦半島があり, 南部は有明海に面して佐賀平野が広がる。 県庁所在地, 佐賀市。 (2)佐賀県南東部の市。 県庁所在地。 筑紫平野西部の商業・行政・交通・文教の中心地。 江戸時代は鍋島氏の城下町として繁栄。

嵯峨

(1)京都市右京区, 大堰(オオイ)川東岸の地名。 対岸の嵐山と並ぶ名勝地。 天竜寺・大覚寺・広沢池・車折(クルマザキ)神社・清涼寺など名所史跡に富む。 ((歌枕))「~の山みゆきたえし芹(セリ)の千世の古道あとは有けり/後撰(雑一)」 (2)「嵯峨切(サガギレ)」の略。

祥

〔「性(サガ)」と同源〕 しるし。 きざし。 「大雨狭穂より発(フ)り来て面(カオ)を濡らすとみつるは, 是何の~ならむ/日本書紀(垂仁訓)」

性

(1)生まれつきの性質。 もって生まれた性分。 持ち前。 「おのれの~のつたなさをはじる」 (2)ならわし。 ならい。 習慣。 「定めなきはうき世の~だ」 〔「性・祥」などの字音に基づく語ともいう〕

槎枒

木の枝がごつごつしてからみあっているさま。 「~たる老梅/不如帰(蘆花)」

槎牙

木の枝がごつごつしてからみあっているさま。 「~たる老梅/不如帰(蘆花)」

塞がる

(1)穴や開口部が詰まる。 また, 詰まって通れなくなる。 「傷口はすぐに~・った」「紙面の穴が~・る」「排水管が~・る」 (2)開閉可能なものが閉じられる。 「満潮になると水門は~・る」「あいた口が~・らない」 (3)他のものが占めていてはいる余地がなくなる。 「席が全部~・る」「今日は会議で~・っていてお目にかかれません」「いまは手が~・っている」 (4)心配事などが胸の中にいっぱいに満ちる。 「悲しみで胸が~・る」 (5)さえぎり止める。 「大将軍の矢面に~・りければ力及ばず/平家 11」 (6)陰陽道(オンヨウドウ)で, ふさがりの方角にあたる。 〔「塞ぐ」に対する自動詞〕

猿楽

(1)軽業(カルワザ)・奇術や滑稽な物まねなどの演芸。 奈良時代に唐から伝来した散楽(サンガク)を母胎につくり出されたもの。 鎌倉時代頃からこれを職業とする者が各地の神社に隷属して祭礼などに興行し, 座を結んで一般庶民にも愛好された。 室町時代になると, 田楽や曲舞(クセマイ)などの要素もとり入れ, 観阿弥・世阿弥父子により能楽として大成される。 さるごう。 (2)能楽の旧称。

申楽

(1)軽業(カルワザ)・奇術や滑稽な物まねなどの演芸。 奈良時代に唐から伝来した散楽(サンガク)を母胎につくり出されたもの。 鎌倉時代頃からこれを職業とする者が各地の神社に隷属して祭礼などに興行し, 座を結んで一般庶民にも愛好された。 室町時代になると, 田楽や曲舞(クセマイ)などの要素もとり入れ, 観阿弥・世阿弥父子により能楽として大成される。 さるごう。 (2)能楽の旧称。

菅笠

「すげがさ(菅笠)」に同じ。 「おしてる難波~置き古し/万葉2819」

雁瘡

慢性湿疹(シツシン)あるいは痒疹(ヨウシン)の一種。 非常にかゆく, 難治。 雁の来る頃に起こり, 去る頃に治るところからいう。 がんそう。 こせがさ。 ﹝季﹞秋。

日傘

夏の強い日光をさえぎるためにさす傘。 パラソル。 ひがらかさ。 ﹝季﹞夏。 《遠くゆく七里が浜の~かな/鈴木花蓑》

左楽

「左方の楽」「左方唐楽(トウガク)」の略。 ⇔ 右楽

流石

※一※ (副) (1)(先行の内容を認めながらも, それと矛盾することをいうのに用いて)そうはいうもののやはり。 とはいうもののしかし。 「離れていても, ~心は通じている」 (2)(以前から考えられていた内容を肯定し強調するために用いて)予想どおりに。 期待にたがわず。 「~千両役者だ」 (3)(「さすがの…も」の形で)定評のある。 あれほどの。 さしもの。 「~の名選手も年齢には勝てない」 ※二※ (形動ナリ) 先行の内容をそのまま肯定するわけにはいかない状態を表す。 そうもいかない。 そうとばかりいえない。 「あはじともいはざりける女の, ~なりける(=ソウカトイッテ会ウワケデモナイ女)がもとにいひやりける/伊勢 25」「心憂しと思へど, かく思し出でたるも~にて(=困ッタトハイッテモ思イ出シテクレタノモウレシクテ)/源氏(夕顔)」 〔副詞「さ」, サ変動詞「ず」, 接続助詞「がに」が熟合した「さすがに」から「に」が脱落したもの。 「さすがに」は平安時代以後, 上代語「しかすがに」にとってかわったもので, 本来副詞であるが, 「に」を活用語尾として形容動詞としても用いられるとともに, 「に」を脱落することもあった。 ※一■(1)が原義であるが, 中世以降■一※(2)の意でも用いられた。 「流石」は中世以降の当て字で, 晋の孫楚の「枕流漱石」についての故事を, さすがにうまいこじつけだとしたところからといわれる〕 → しかすがに

算賀

長寿の祝賀。 賀の祝い。 四〇歳から始めて10年ごとに行う。 中国伝来の慣習で, のちには六十一(還暦), 七十七(喜寿), 八十八(米寿)なども祝う。