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結政

〔動詞「かたぬ」の連用形に「なす」の付いた「かたねなす」の転である「かたなす(=集メテヒトマトメニスル)」の連用形から〕 (1)奈良・平安時代, 太政官庁や外記庁(ゲキノチヨウ)で, 政務に関する書類を一つに束ねておいたものを, 政務を行う前に開いて読み上げた儀式。 (2)「結政所(カタナシドコロ)」の略。

形無し

(1)本来の価値が損なわれ, 何の役目もしなくなる・こと(さま)。 台無し。 「今までの努力が~だ」 (2)体面が損なわれ, みじめなありさまになる・こと(さま)。 面目まるつぶれ。 「ああ見事にふられては二枚目も~だ」 (3)元の姿・形が損なわれてしまうこと。 「ひだの~になりたるを/書生気質(逍遥)」 → 形無し(形ク)

形無し

(1)容貌がみにくい。 「形姿(カオ)~・し/日本書紀(景行訓)」 (2)形跡が残っていない。 「大垣はさねばかりこそ残りけれ~・しとても家はあらじな/続詞花集」

彼方此方

指示代名詞。 いろいろの方向・地点をさす。 あちらこちら。 「~で奏し出す折からの音楽(バンド)につれて/あめりか物語(荷風)」

彼方

遠称の指示代名詞。 (1)あるものを越して, 話し手から遠く離れた先の方, またはその場所をさす。 むこう。 あなた。 「海の~の国」「二万光年の~の星」 (2)現在から遠く隔たった過去および未来をさす。 「歴史の~」

刀

〔「かた」は片, 「な」は刃の意〕 (1)武器として用いる刃物。 (ア)(両刃(モロハ)の「剣(ツルギ)」に対して)細長い片刃の刃物。 (イ)(短い「脇差(ワキザシ)」に対して)長い刃物。 大刀(ダイトウ)。 (2)(長い「太刀(タチ)」に対して)小形の護身用の刃物。 腰刀(コシガタナ)。 短刀。 「我は元来, 太刀も~も持たず/太平記2」 (3)小さい刃物。 小刀(コガタナ)。 「よき細工は, 少し鈍き~をつかふ/徒然229」 <i>~折れ、矢尽(ツ)きる</i> 〔後漢書(段熲伝)〕 さんざんに戦って, 戦う手段がなくなる。 物事に立ち向かうに, なす術(スベ)がなくなる。 <i>~にかけて</i> (1)刀に訴えてでも。 腕ずくでも。 (2)武士の名誉にかけても。 誓って。 「~保(ウケオ)ふたり/読本・八犬伝 8」 <i>~の錆(サビ)</i> 刀にできる錆。 また, 血のために刀がさびることから, 刀で切ることや切られることにいう。 「~にしてくれよう」 <i>~の=手前(=柄前(ツカマエ))</i> 刀を差した武士の面目上。

片仮名

〔「かたかんな」の転。 「かた」は不完全の意。 多く漢字の画の一部分より作られたのでこの名がある〕 仮名の一種。 万葉仮名として用いられた漢字の一部分, あるいは画数の少ない漢字の全画より作られた音節文字。 平安初期, 漢文訓読に用いられたものが起源。 1900年(明治33)の「小学校令施行規則」改正で種々の異字体を廃し現行字体に統一された。 現在は主に外来語・擬声語・擬態語などの表記に用いられる。 大和(ヤマト)仮名。 五十音仮名。 略体仮名。 → 仮名 → 平仮名

下方

〔「したがた」とも〕 (1)下の方。 下。 (2)町人や農民。 また, その階級。 〔ヘボン(三版)〕 (3)舞踊・歌舞伎などで, 囃子方(ハヤシカタ)のこと。

店

〔「みせだな(店棚)」の略〕 (1)棚に商品を並べて販売する場所。 見せ棚。 みせ。 (2)商家。 特に奉公人や出入りの職人などが, その商家をさしていう。 おたな。 (3)借家。 「~子」

棚

(1)物をのせるために, 水平に張り渡したり, 吊ったりした板。 「~を吊る」 (2)内部に物をのせるための, 何枚かの水平な板をはった箱状のもの。 「書~」「食器~」 (3)つる性の植物をはわせるために, 竹などを粗く組んで, 支柱などに取りつけて高く張り渡したもの。 「藤~」「ぶどう~」 (4)「棚物」の略。 (5)船棚のこと。 (6)傾斜をなす地形で, 階段状になっている部分。 (7)大陸棚のこと。 (8)登山用語。 岩壁で, 一人立てるくらいの平らな部分。 テラス。 (9)魚の遊泳層。 「~を探る」 (10)薪炭・パルプなどを積み上げた体積の単位。 高さ六尺・幅六尺・奥行三尺, すなわち一〇八立方尺, または高さ五尺・幅一〇尺・奥行二尺, すなわち一〇〇立方尺を一棚という。 <i>~から牡丹餅(ボタモチ)</i> 労せずして思いがけない幸運に巡り合うことのたとえ。 たなぼた。 <i>~に上・げる</i> 自分に不都合なことはわざと知らぬ顔をして打ちすてておく。 たなへあげる。 <i>~の物を取って来るよう</i> 容易に物が得られることのたとえ。

棚

〔「みせだな(店棚)」の略〕 (1)棚に商品を並べて販売する場所。 見せ棚。 みせ。 (2)商家。 特に奉公人や出入りの職人などが, その商家をさしていう。 おたな。 (3)借家。 「~子」

高話

声高に話をすること。 また, その話。 「ほんの内々だけの~/色懺悔(紅葉)」

七夕

(1)五節句の一。 七月七日に行う牽牛星と織女星を祭る行事。 庭に竹を立て, 五色の短冊に歌や字を書いて枝葉に飾り, 裁縫や字の上達などを祈る。 奈良時代に中国から乞巧奠(キツコウデン)の習俗が伝来し, 古来の「たなばたつめ」の伝説と結びついて宮中で行われたのに始まる。 近世には民間にも普及。 また, 盆の習俗との関連も深い。 七夕祭り。 星祭。 しちせき。 ﹝季﹞秋。 (2)機(ハタ)を織ること。 また, その人。 たなばたつめ。 「天(アメ)なるや弟(オト)~の項(ウナ)がせる玉の御統(ミスマル)/古事記(上)」 (3)織女(シヨクジヨ)星。 たなばたつめ。 「~の渡る橋にはあらで/枕草子 99」

棚機

(1)五節句の一。 七月七日に行う牽牛星と織女星を祭る行事。 庭に竹を立て, 五色の短冊に歌や字を書いて枝葉に飾り, 裁縫や字の上達などを祈る。 奈良時代に中国から乞巧奠(キツコウデン)の習俗が伝来し, 古来の「たなばたつめ」の伝説と結びついて宮中で行われたのに始まる。 近世には民間にも普及。 また, 盆の習俗との関連も深い。 七夕祭り。 星祭。 しちせき。 ﹝季﹞秋。 (2)機(ハタ)を織ること。 また, その人。 たなばたつめ。 「天(アメ)なるや弟(オト)~の項(ウナ)がせる玉の御統(ミスマル)/古事記(上)」 (3)織女(シヨクジヨ)星。 たなばたつめ。 「~の渡る橋にはあらで/枕草子 99」

泡沫

(1)水面にできるあわ。 みなわ。 「淀みに浮ぶ~はかつ消えかつ結びて/方丈記」 (2)消えやすくはかないことのたとえ。 「~の恋」

唄方

長唄など, 歌唱と楽器伴奏が分業になっている歌物の三味線音楽で, 歌唱を専門とする人。

高田

姓氏の一。 → たかだ(高田)

高田

福岡県南西部, 三池郡の町。 矢部川下流域で, 有明海に面して干拓地が開ける。

船方

船に乗ることを業とする人。 船乗り。

南方

姓氏の一。