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鈴木

姓氏の一。

鱸

スズキ目の海魚。 全長90センチメートルに及ぶ。 体形はやや長く, 側扁する。 背面は青黒色で, 腹面は銀白色。 近海魚で, 夏季に若魚は海水の混合する河川にも上る。 釣りの対象魚で, 初秋に美味。 幼魚をコッパといい, 成長するにしたがって, セイゴ・フッコ・スズキと呼び名が変わる出世魚。 日本から朝鮮・中国の沿岸に分布。 ﹝季﹞秋。

篶

(1)「すずたけ(篠竹)」の異名。 「今夜誰~吹く風を身にしめて/新古今(秋上)」 (2){(1)}のたけのこ。 すずのこ。 「此の~は鞍馬の福にてさぶらふぞ/著聞 18」

篠

(1)「すずたけ(篠竹)」の異名。 「今夜誰~吹く風を身にしめて/新古今(秋上)」 (2){(1)}のたけのこ。 すずのこ。 「此の~は鞍馬の福にてさぶらふぞ/著聞 18」

誦す

⇒ ずする

鈴

(1)多く金属製の中空の球で, 下方に細長い穴をあけ, 中に小さい玉をいれ, 打ち振って鳴らすもの。 呪力(ジユリヨク)があるとされ, 古来神事や装身具として用いられ, のち楽器としても用いられる。 「~を鳴らす」「~を振る」 (2)「駅鈴(エキレイ)」に同じ。 「左夫流児が斎きし殿に~掛けぬ駅馬(ハユマ)下れり里もとどろに/万葉 420」 (3)(「鐸」と書く)釣り鐘形で中に舌(ゼツ)をつるした鳴り物。 たく。 れい。 <i>~を転がすよう</i> 女性の声の, 澄んで美しく響くさま。 <i>~を張ったよう</i> 女性の目の, ぱっちりとつぶらで愛くるしいさま。

錫

〔tin; (ラテン) stannum〕 炭素族元素の一。 元素記号 Sn 原子番号五〇。 原子量一一八・七。 スズ石として産する。 銀白色の固体金属であるが, 低温では非金属の状態に転移することがある。 有史以前から知られている材料。 延性・展性に富みスズ箔(ハク)として包装用に, 鉄板にめっきしてブリキ板に, また青銅・ハンダなどの合金に用いる。 〔自然科学ではスズと書く〕

擦(り)傷

物に擦れてできた傷。 物に擦れて, 皮膚がむけてできた傷。 擦過傷。

ずきずき

(副) 傷などが脈打つように絶えず強く痛むさま。 ずきんずきん。 「~(と)痛む」「頭が~する」

角頭巾

後方にしころのようなたれのある頭巾。 寛永年間(1624-1644)に流行し, 主に医師・老人・剃髪者(テイハツシヤ)が用いた。 かぶったとき両耳の上に角ができることからという。 つのずきん。 すみぼうし。 かくずきん。

擦り傷

皮膚を物がかすってできる浅い傷。 擦過傷。 「~程度ですんだ」

生絹

「きぎぬ(生絹)」に同じ。 「白き~に紅のとほすにこそはあらめ/枕草子 36」

漫ろ

(1)心のおもむくままに物事をするさま。 これといったあてもないさま。 「をとこ, みちの国に~に行きいたりけり/伊勢 14」 (2)これといった根拠や理由のないさま。 「木立などのはるかにものふり, 屋のさまも高う, けどほけれど, ~にをかしうおぼゆ/枕草子 78」 (3)本意に反しているさま。 心外であるさま。 「うたてある主のみもとに仕うまつりて~なる死にをすべかめるかな/竹取」 (4)風情がないさま。 つまらないさま。 「これをただに奉らば~なるべし/伊勢 78」 (5)予想外であるさま。 突然。 「宝倉の戸~にきと鳴りて開けば/今昔26」 (6)程度を超えているさま。 むやみ。 やたら。 「~に衣のあまた着たりける主の/今昔25」

崩す

(1)一つにかたまっている物を, 端から次第にこわす。 「山を~・す」 (2)整っていたものをこわす。 きちんとした形や姿勢をとっていたものを乱す。 「敵陣を~・す」「ひざを~・す」 (3)字画を簡略にして書く。 草書・行書などで書く。 「字を~・す」 (4)貨幣を小銭にかえる。 「一万円札を~・す」 (5)片端から少しずつする。 特に, 少しずつ話す。 「日比ありつる様~・し語らひて/蜻蛉(上)」 〔「崩れる」に対する他動詞〕 ‖可能‖ くずせる

ずらす

(動サ五[四]) (1)物を滑らせるようにして移動させる。 「机を~・す」 (2)位置や時期が重ならないようにする。 「紙を少し~・して重ねる」「日曜日と重なるので一日~・す」 (3)〔上方語〕 後回しにする。 遅らせて, しないで済ます。 「これ小僧, 今朝灰吹の掃除を~・したな/人情本・花筐」 (4)ごまかす。 「又~・されると知りながら/歌舞伎・桜姫東文章」 〔「ずる」に対する他動詞〕 ‖可能‖ ずらせる

誦する

〔「誦」の呉音ジュの直音表記〕 (経・詩歌などを)声を出し, 節をつけて読む。 「経を~・する声」

錫師

錫で徳利・茶壺(チヤツボ)などを作る職人。

硯

〔「墨磨(スミスリ)」の転〕 墨を水ですりおろすために使う道具。 石で作ることが多い。

涼み

〔動詞「涼む」の連用形から〕 (1)暑さを忘れるために涼しい空気に当たること。 納涼。 ﹝季﹞夏。 「川~」「夕~」 (2)近世, 六月七日から一八日まで毎夜, 京の四条河原の川中に床を設け, 足をひたして涼をとったこと。 茶店が出て音曲・曲芸などの遊宴が行われた。 川原涼み。 四条涼み。 (3)当道の祖神である雨夜尊(アマヨノミコト)の母后の逮夜とされる陰暦六月一九日に, 検校・勾当・座頭などが京都清聚庵に会し, 母后の追善のために行なった法会。 涼みの塔。

疵

(1)打ったり切ったりしてできた, 体の表面の損傷。 創傷。 「~がうずく」「切り~」 (2)物の表面にできた割れ目や欠け目。 「柱の~」「~がつく」 (3)欠点。 不完全な部分。 「玉に~」「早とちりするのが~だ」 (4)不名誉なこと。 また, 好ましくない評判。 「経歴に~がつく」 (5)心などに受けた痛手。 「心の~」 <i>~無き玉</i> 完全で, 欠点のないもののたとえ。 また, きわめて大事なもの。 「~とおもほしかしづくに/源氏(紅葉賀)」 <i>~に玉</i> 欠点が多い中に, よい点が少しばかりあること。 「玉にきず」を反対にいったもの。 「『おまへは飲みさうな支体(カツボク)で下戸だの』『~だらうよ』/滑稽本・浮世床2」 <i>~持つ=足(=脛(スネ))</i> 犯した罪を隠しているなど, 後ろ暗いことがあることをたとえていう語。 脛に傷持つ。 <i>~を求む</i> 〔韓非子(大体)〕 無理に人の欠点や過失を探し求める。 毛を吹いて疵(キズ)を求む。