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週しゅうに1回かいの料理りょうりが認知症にんちしょう予防よぼうにつながる可能性かのうせい
週しゅうに1回かいの料理りょうりが認知症にんちしょう予防よぼうにつながる可能性かのうせい

日本にほんで行おこなわれた研究けんきゅうによると、週しゅうに少すくなくとも1回かい料理りょうりをする高齢者こうれいしゃは、ほとんど料理りょうりをしない高齢者こうれいしゃに比くらべて認知症にんちしょうを発症はっしょうするリスクが低ひくいことが分わかった。

この研究けんきゅうでは、65歳さい以上いじょうの約やく1万人まんにんを6年間ねんかんにわたって追跡調査ついせきちょうさし、料理りょうりの頻度ひんどと認知症にんちしょうとの関係かんけいについて分析ぶんせきした。

その結果けっか、週しゅうに1回かい以上いじょう料理りょうりをする人ひとは、そうでない人ひとより認知症にんちしょうになる可能性かのうせいが約やく30%低ひくいことが明あきらかになった。

研究者けんきゅうしゃによれば、料理りょうりの利点りてんは栄養えいようバランスの改善かいぜんだけではない。

料理りょうりをする際さいには、献立こんだてを考かんがえたり、必要ひつような食材しょくざいを覚おぼえたり、買かい物ものをしたりする必要ひつようがある。

そのため、記憶力きおくりょくや計画力けいかくりょく、判断力はんだんりょくなどの認知機能にんちきのうを自然しぜんに使つかうことになる。

また、調理ちょうりや後片付あとかたづけには手てと目めの協調動作きょうちょうどうさが求もとめられるため、脳のうへの刺激しげきにもなると考かんがえられている。

さらに、家族かぞくと一緒いっしょに買かい物ものや料理りょうりをすることで人ひととの交流こうりゅうが生うまれ、社会しゃかいとのつながりを維持いじしやすくなる。

特とくに注目ちゅうもくされたのは、料理りょうりがあまり得意とくいではない人ひとほど大おおきな効果こうかが見みられた点てんである。

料理りょうり経験けいけんが少すくない人ひとであっても、週しゅうに1回かい以上いじょう料理りょうりを続つづけることで、認知症にんちしょうのリスクが大幅おおはばに低下ていかする傾向けいこうが確認かくにんされた。

もちろん、この研究けんきゅうは観察研究かんさつけんきゅうにすぎないため、料理りょうりそのものが認知症にんちしょうを直接ちょくせつ防ふせぐとは言いい切きれない。

しかし、料理りょうりには脳のうを働はたらかせる要素ようそが数多かずおおく含ふくまれていることから、認知症にんちしょう予防よぼうの一助いちじょとなる可能性かのうせいは十分じゅうぶんにあると考かんがえられている。