神戸大学の杉浦教授たちの研究チームは、トノサマガエルがスズメバチに刺されても死なずにスズメバチを食べることができると発表しました。スズメバチの毒はとても強くて、小さな動物は死んでしまうことがあります。しかし、トノサマガエルは顔や口の中を何回も刺されても、弱くなったり死んだりしませんでした。
研究では、野生のトノサマガエルにスズメバチを一匹ずつ与えました。45匹のカエルのうち、43匹がスズメバチを攻撃し、37匹がスズメバチを食べることに成功しました。カエルの舌やのどは、スズメバチの針に強いかもしれません。また、カエルは毒を無くす力や、痛みをあまり感じない仕組みがあると考えられます。
もしこの仕組みが分かれば、人間の痛みや炎症を抑える薬の研究にも役立つかもしれません。他の専門家も、この発見はとてもおもしろいと言っています。