毎年まいとし、花はなの種たねを蒔まいたり、球根きゅうこんを植うえたりする季節きせつが近ちかづくと、種苗しゅびょうを扱あつかう農園のうえんから、色刷いろずりのカタログが送おくられてくる。私わたしには植物しょくぶつを実際じっさいに取とり寄よせて植うえる土地とちなどはないから、それを眺ながめて空想くうそう庭園ていえんを楽たのしむのである。しかし、それらの誇ほこらしげに咲さいている花はなの見合みあい写真しゃしんを次々つぎつぎに見みていくと、連中れんちゅうが一様いちようにある傾向けいこうを有ゆうしていることに嫌いやでも気きがつく。つまり、すべての花はなを「品種改良ひんしゅかいりょう」によって、より大輪たいりんにし、そして何なんでもかでも八重咲やえざきに造つくりかえてしまおうという、人間にんげんの趣味しゅみと努力どりょくと一種いっしゅの意地いじがそこに反映はんえいしているのである。(奥本大三郎おくもとだいさぶろう『虫むしの宇宙誌うちゅうし』による)
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