スウェーデンのストックホルムにあるノーベル博物館で、今年のノーベル賞受賞者が寄贈した物が公開されました。ノーベル生理学・医学賞を受賞したアメリカのラムズデル博士は、発表の日に山でキャンプをしていたので、半日も自分がノーベル賞をもらったことを知りませんでした。その時に履いていた靴を、博士は博物館に寄贈しました。
ノーベル賞の受賞者は、毎年、自分に関係がある物を博物館に寄贈することが習慣になっています。今年のテーマは「これが世界を変える」です。多くの受賞者は自分の研究に関係する物を選びましたが、ラムズデル博士はキャンプの靴を選びました。
博士は「科学の進歩はとてもゆっくりで、時々うまくいかないこともあります。キャンプをして、頭を休めることで、新しい考えが生まれます」と話しました。この靴には、「心を休めることで、物事を違う見方で考えることができる」というメッセージがこめられています。