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SNSに広がる過度なダイエット投稿 小学生まで?命の危険も…

Detalhes do Artigo

  1. Prática de Leitura
  2. Detalhes do Artigo

SNSに広ひろがる過度かどなダイエット投稿とうこう 小学生しょうがくせいまで?命いのちの危険きけんも…

N2
12/04/2025257
SNSに広がる過度なダイエット投稿 小学生まで?命の危険も…
0:00

『150センチ、30キロ…』
『10日にちでマイナス7キロ…』
SNSであふれる、くびれや足あしの細ほそさを強調きょうちょうした動画どうが。
そうした動画どうがの姿すがたに憧あこがれて過激かげきなダイエットにのめり込のめりこんだ結果けっか、拒食しょく症しょうなどとも呼よばれる摂と食しょく障害しょうがいになるケースも相次あいついでいます。
「あの動画どうがさえ見みなければ…」

「SNSの動画どうががなかったら私わたしはたぶんこんな過激かげきなダイエットをしていなかった」
こう話はなすのは大学だいがく3年生ねんせいの潤じゅんさん(20)。高校こうこう1年生ねんせいの時ときに摂と食しょく障害しょうがいと診断しんだんされました。
始はじまりはコロナ禍かの2020年ねん。外出がいしゅつが減へって体重たいじゅうが増ふえ、減量げんりょうしようと思おもっていたときにTikTokで流ながれてきたのがダイエット後ごのスタイルを強調きょうちょうする女性じょせいの動画どうがでした。
160センチあまりの身長しんちょうに体重たいじゅうが30キロ台だい。全身ぜんしんを撮影さつえいしたものや、細ほそい手足てあしを強調きょうちょうした内容ないようだったといいます。



潤うるおさん
「すぐにフォローして毎日まいにち欠かかさずチェックをして、自分じぶんも負まけないぐらい痩やせたいと思おもって競争きょうそう心しんを抱いだくようになりました。そこからダイエットにのめりこんでいきました」


テニス部ぶだった潤じゅんさんですが、部活ぶかつを終おえて帰宅きたくしたあとも、夜よるにランニングを何なん時間じかんもするようになりました。
それだけでは足たりないと思おもい、TikTokやインスタグラム、YouTubeで家いえでできる運動うんどうを調しらべ、実践じっせんしていきました。
みずからに課かしていた食事しょくじ制限せいげんもどんどん加速かそくしていきます。当初とうしょ1日にち1000キロカロリー以内いないと決きめた目標もくひょうは、体重たいじゅうがなかなか減へらなくなると500キロカロリー以内いない、そして100キロカロリー以内いないに。
体重たいじゅう計けいには1日にち5回かい乗のってグラム単位たんいの増加ぞうかも許ゆるせなくなり、しまいには食べ物たべものを受け付うけつけなくなってしまいます。


潤うるおさん
「増ふえていたらだめで、もっと食たべる量りょうを減へらさないといけないんだって思おもって。最後さいごのほうには野菜やさいのカロリーすら怖こわくなっちゃって1日にち水すいだけで過すごすという日ひもありました。30キロ台だいの体重たいじゅうの女性じょせいの体からだに近ちかづいているかどうか自分じぶんの体重たいじゅうと見比みくらべてチェックしていました。一いち日にち中頭なかがみの中なかは、食べ物たべもののカロリーだとかもっと運動うんどうしなきゃという考かんがえばかりでした」


母親ははおやの玲子れいこさんは最初さいしょ、よくあるダイエットだと思おもっていたといいます。



玲子れいこさん
「塾じゅくにも行おこなっていたので帰宅きたくは遅おそかったのですが、帰かえってくると『夕飯ゆうはんは塾じゅくに行いく前まえに買かって食たべたからいらない』と言いうんですね。お弁当べんとうも時間じかんがなかったからと言いって少すこし残のこしてくることもありましたが、空そらで返かえってくることもありました」


「命いのちの危険きけんが迫せまっている」

しかし、ダイエットを始はじめて4か月かげつがたったころ、潤じゅんさんの異変いへんに強つよい不安ふあんを感かんじるようになっていきます。
潤じゅんさんは、料理りょうりをする玲子れいこさんのあとをついてまわり、何なにが使つかわれているかカロリーを気きにしたり、買い物かいものではカロリーを確認かくにんして食材しょくざいをかごに入いれたりするようになりました。運動うんどうをしていない時ときはずっとスマホから目めを離はなさないような状態じょうたいだったといいます。


玲子れいこさん
「『ちゃんと食たべて』と言いってけんかになることもありました。ダイエットをやめてくれるんじゃないかという思おもいもありました。まさか摂と食しょく障害しょうがいに、自分じぶんの子こがなるわけがないと思おもっていたし、そうではないと思おもいたかった部分ぶぶんもあったのかもしれません」


そのやさき、学校がっこうから「やせすぎて骨ほねがあたって痛いたいのか体育たいいく座すわりができなくなっている。同おなじような状況じょうきょうで摂と食しょく障害しょうがいだった生徒せいとがいたから病院びょういんに行いったほうがいい」と連絡れんらくがありました。
そして、摂と食しょく障害しょうがいの1つで拒食しょく症しょうとも呼よばれる「神経しんけい性せいやせ症しょう」の診断しんだんをうけて入院にゅういん。158センチの潤じゅんさんの体重たいじゅうは一時いちじ31キロまで減少げんしょうしました。



玲子れいこさん
「命いのちの危険きけんが迫せまっているよっていうふうに先生せんせいに言いわれて、どうにか娘むすめを助たすけなきゃという思おもいでした。もっと早はやく気付きづいてあげられたらよかったというのが一番いちばんの後悔こうかいです」


一方いっぽう、「体重たいじゅうを減へらしたい」という思おもいばかりにとらわれ、自分じぶんが「やせている」という認識にんしきがなかったという潤じゅんさんは、入院にゅういんした当初とうしょ、なぜ自分じぶんが入院にゅういんしなければならないのか理解りかいできず、怒いかりを感かんじていたといいます。
しかし、数すう日にちが経過けいかしたある日ひ。入浴にゅうよくの際さいに鏡かがみにうつる自分じぶんの体からだを見みたとき、がく然がくぜんとします。


潤うるおさん
「『骨ほねと皮かわしかないじゃん』って。自分じぶんは絶対ぜったいにならないと思おもっていた病気びょうきなんだっていうふうにその時ときに急きゅうに思おもいました」


そこから徐々じょじょに食事しょくじをとる努力どりょくを重かさね、いまは健康けんこうな状態じょうたいだという潤うるおさん。当時とうじのことを振り返ふりかえって…。


潤うるおさん
「SNSの動画どうががなかったら、私わたしはたぶんこれほど過激かげきなダイエットをしなかった。目標もくひょうとする体重たいじゅうや食事しょくじはSNSから情報じょうほうを得えて、その情報じょうほうだけにとらわれてしまっていました」
「SNSは生活せいかつでなくてはならないものですが、中なかには誇張こちょうしたものやうその数字すうじや内容ないようも混まざっているので、それを踏ふまえたうえでうまくつきあう必要ひつようがあったと思おもいます。痩やせたいと思おもった時ときに、もしかしたらまた過激かげきなダイエットにまた走はしるかもしれないという思おもいが私わたしの中なかにあります。だから誰だれにもこの病気びょうきにはなってほしくないです」


広ひろがる「#ダイエット記録きろく」

ダイエットに関にかんする投稿とうこうはSNSにあふれています。
みずからの「ダイエット記録きろく」を公表こうひょうしたり、「ダイエット仲間なかま」をつくるような動うごきも盛さかんになっています。
NHKがSNSで「#ダイエット記録きろく」を検索けんさくしたところ、投稿とうこうは動画どうが配信はいしんアプリ「TikTok」で17万まん件けん以上いじょう、「インスタグラム」では319万まん件けん以上いじょう、さらに「#ダイエット仲間なかま募集ぼしゅう」では2万まん件けん、176万まん件けん以上いじょうの投稿とうこうがあると表示ひょうじされました。
こうした投稿とうこうやそのコメント欄らんでは、韓国かんこくのK-POPアイドルのようなスタイルや、健康けんこう的てきではないBMI値ちや体重たいじゅうを目標もくひょうとしている書き込かきこみのほか、短期間たんきかんのダイエットのため、過度かどな食事しょくじ制限せいげんや運動うんどうを薦すすめたりするようなものも多おおくみられます。
また、これらの投稿とうこうを繰り返くりかえしている「インフルエンサー」のなかには、画像がぞうや動画どうがを加工かこうしたとみられる不ふ自然しぜんなほど身体しんたいの細ほそさを強調きょうちょうした投稿とうこうを掲載けいさいし、サプリメント販売はんばいに誘導ゆうどうしているアカウントも、複数ふくすう確認かくにんできました。


小学生しょうがくせいのダイエットグループも

SNSでの過度かどなダイエット競争きょうそうは、小学生しょうがくせいや中学生ちゅうがくせいにも及およんでいます。
匿名とくめいでやり取やりとりができるSNS「LINEオープンチャット」では、小中こなか学生がくせい、それに高校生こうこうせいがダイエットに関にかんする情報じょうほうや、みずからの体型たいけいについて相談そうだんし合あうグループが50件けん近ちかく見みつかりました。


なかには、「小学生しょうがくせい女子じょし限定げんてい」「中学生ちゅうがくせい女子じょし限定げんてい」などとうたうグループや、200人にん以上いじょうが交流こうりゅうしているグループも。
みずからの体型たいけいと目標もくひょう体重たいじゅうをシェアし励はげましあうような内容ないようが中心ちゅうしんですが、ほかのSNSと同様どうよう、健康けんこう的てきではないダイエット方法ほうほうや目標もくひょう体重たいじゅうが投稿とうこうされていたほか、「食たべられない」「吐はくまで食たべた」などと、拒食しょく症しょうや過食かしょく症しょうの症状しょうじょうとみられる相談そうだんがなされているものもあります。
また、「減量げんりょう大会たいかい」などと称しょうして、期限きげんを区切くぎってダイエットを競い合きそいあうようなやり取やりとりもみられました。


SNSアルゴリズム・閉鎖へいさ的てきな環境かんきょうの影響えいきょうが…

摂と食しょく障害しょうがいの子こどもの患者かんじゃを治療ちりょうする獨協医科大学どっきょういかだいがくの作田さくた亮一りょういち特とく任にん教授きょうじゅは、摂と食しょく障害しょうがいにつながるダイエットなどへの依存いぞんを加速かそくする要因よういんとして、SNSのオススメのアルゴリズムと閉鎖へいさ的てきなコミュニティの影響えいきょうを指摘してきしています。


作田さくた特とく任にん教授きょうじゅ
「SNSとの関係かんけいについては、非常ひじょうに危機きき感かんを持もちながら診療しんりょうしています。アルゴリズムは同様どうようの内容ないようを繰り返くりかえして目めに触ふれやすくなるような作り方つくりかたになっているので、狭せまい中なかでの情報じょうほうに依存いぞんしやすくなります」
「また、もともと摂と食しょく障害しょうがいに陥おちいるお子おこさんは頑張がんばり屋やさんが多おおい。閉鎖へいさ的てきなコミュニティでは、子こどもたちだけの世界せかいでダイエットを競きそうわけですから、そこにちょうどはまってしまうような形かたちを作つくりやすいと考かんがえられます」
「思春ししゅん期きの後期こうきの人ひとたちが多おおかったのですが、最近さいきんは小学校しょうがっこう3年生ねんせいぐらいから発症はっしょうするようなケースも増ふえています」


そのうえで、命いのちに関かかわる病気びょうきだとして警鐘けいしょうを鳴ならします。


「摂と食しょく障害しょうがいは子こどもでもうつ症状しょうじょうが強つよくなり、その中なかでとても体重たいじゅうや体型たいけいにこだわってしまうという精神せいしん的てきな症状しょうじょうが強つよく出でます。極端きょくたんにダイエットが進すすんでいくので、低てい栄養えいよう状態じょうたいが慢性まんせい的てきに進すすんで命いのちに関かかわる場合ばあいがあります」


SNSの影響えいきょうに危機きき感かんを持もつ10代だい

若わかい世代せだいの摂と食しょく障害しょうがいに影響えいきょうを与あたえるSNS。そうした現状げんじょうに危機きき感かんを持もって動き出うごきだした10代だいがいます。


3月つき、神戸こうべ大学だいがく附属ふぞく中等ちゅうとう教育きょういく学校がっこうを卒業そつぎょうした松浦まつうらさん。
女子じょし高校生こうこうせいの摂と食しょく障害しょうがいについてインスタグラムが持もつリスクを調しらべ、卒業そつぎょう論文ろんぶんにまとめて生徒せいと360人にんを前まえに発表はっぴょうしました。
きっかけは、みずからのタイムラインがダイエットに関にかんする投稿とうこうであふれたこと、そうした投稿とうこうにみずからも影響えいきょうを受うけていることに気が付きがついたことでした。


松浦まつうらさん
「学校がっこうではダイエットの話はなしにもなるし、運動うんどうもしていたのですが、気付きづくと毎日まいにち見みていたインスタグラムがダイエットの画像がぞうでたくさんになっちゃって。食事しょくじのレシピがたくさん並ならんできたり、運動うんどうのしかただったりこの女優じょゆうさんはこんな体型たいけいだとか、そういった投稿とうこうばかりになっていました」
「何なにが食たべたいとか、これが好すきだから選えらぶとかではなくて、これが何なんキロカロリーだから選えらぶとか、そういった自分じぶんの選択せんたくに、ダイエットに関にかんする投稿とうこうが干渉かんしょうしてきていると感かんじたのが、危機きき感かんのきっかけです」


授業じゅぎょうの探求たんきゅう学習がくしゅうとして、高校こうこう2年生ねんせいのころから、摂と食しょく障害しょうがいとSNSの関係かんけいについて調しらべ始はじめた松浦まつうらさん。
学校がっこうの同級生どうきゅうせいへのアンケート調査ちょうさや、摂と食しょく障害しょうがいの経験けいけん者しゃへのインタビューも実施じっししました。


その結果けっか、ダイエットや細身ほそみのモデル、そしてトレーニングに関にかんする投稿とうこうが、摂と食しょく障害しょうがいを助長じょちょうしかねないことがわかったといいます。
さらに、インスタグラムに多おおくある「ダイエットアカウント」や、横よこのつながりを持もって食事しょくじや運動うんどう、体重たいじゅうの記録きろくを投稿とうこうしあうような「ダイエット仲間なかま」の存在そんざいも浮かび上うかびあがりました。


松浦まつうらさん
「経験けいけん者しゃの1人にんは、自分じぶんのダイエットがちゃんとできているか、ちゃんと運動うんどうしているかを監視かんしし合あうような、そんな環境かんきょうを作つくってダイエットを取り組とりくんでいたんです。きょうはこんなものを食たべた、こんな運動うんどうができた、体重たいじゅうは何なんキログラムだった、そのような記録きろくを残のこす。義務ぎむのように感かんじていた、苦痛くつうに感かんじていたというふうにも語かたっていました」


身近みぢかで手軽てがる、だからこそ

SNSは「アルゴリズム」によって、いいねをしたり、よく見みたりする投稿とうこうと同おなじようなものばかりが出でてきやすい仕組しくみがあります。
松浦まつうらさんは、一度いちどリスクのあるコンテンツを見み始はじめてしまえば、そればかりが出でてくるようになってしまうとして、身近みぢかで手軽てがるだからこそ、影響えいきょうを受うけることがあることを知しったうえでSNSに接せっしてほしいと訴うったえました。


松浦まつうらさん
「自分じぶんの力ちからでやめるのは難むずかしいかもしれないけれど、こうしたリスクをもっと知しってもらったら、いまごはんが食たべられなくて困こまってるとか、SNSにダイエットの情報じょうほうばかりあふれてきて困こまっている人ひとたちが危機きき感かんを持もって、周まわりの大人おとなに助たすけを求もとめられるかもしれません。一方いっぽうで困こまっている子こが周まわりにいたら、適切てきせつなケアを受うけるために、友達ともだちが協力きょうりょくできるかもしれません」


では、もし自分じぶんのタイムラインがダイエットに関にかんする投稿とうこうなどであふれてしまっていたらどうすればよいのか。
松浦まつうらさんは、「意図いと的てきに見みないようにすることが大切たいせつ」と話はなします。


松浦まつうらさん
「今いま一いち度どどんなコンテンツを見みて投稿とうこうしているのか、見直みなおしてほしいというふうに思おもっています。体からだのコンプレックスを刺激しげきするものや、不ふ健康けんこうなダイエットや食事しょくじ、運動うんどうに関にかんするものが含ふくまれているかもしれません。そんなときはそのようなコンテンツを見みるのを意図いと的てきにできるだけやめて、より快適かいてきで健康けんこうなSNSの使い方つかいかたを検討けんとうしてみたらいいと思おもいます」


一方いっぽう、学校がっこう現場げんばでは、こうした実情じつじょうはまだまだ把握はあくされていないといいます。
指導しどうを担当たんとうした泉いずみ美穂みほ教諭きょうゆは、松浦まつうらさんの調査ちょうさを通をつうじて知しったことを今後こんごの授業じゅぎょうなどにも生いかしていきたいと話はなします。


泉いずみ教諭きょうゆ
「中高生ちゅうこうせいは見た目みためを気きにする時期じき。生徒せいとの体型たいけいの変化へんかやコンディションの崩くずれを何なにが引き起ひきおこしているか、なかなかわからないところもあります。人間にんげん関係かんけいなどの要因よういんもありえるなかで、一ひとつの引き金ひきがねとしてSNSがあるかもしれないということを知しれたのは、私わたし自身じしんにとっても大おおきな学まなびになりました。SNSの使い方つかいかた、リテラシーの面めんで、授業じゅぎょうの中なかで取り扱とりあつかってもいいのかなとも思おもっています」


海外かいがいではより深刻しんこくに

SNSが摂と食しょく障害しょうがいに与あたえる影響えいきょうについて、海外かいがいではより深刻しんこくな事態じたいが明あきらかになっています。
16歳さい未満みまんの子こどものSNS利用りようを禁止きんしする法律ほうりつが成立せいりつしたオーストラリアでは、摂と食しょく障害しょうがいの末すえに14歳さいの少年しょうねんがみずから命いのちを絶たちました。
アメリカでは10代だいのころに、アルゴリズムでダイエットや食事しょくじ制限せいげんの情報じょうほうが次々つぎつぎと表示ひょうじされ、SNSに依存いぞんして摂と食しょく障害しょうがいやうつ病うつびょうになったとして女性じょせいと家族かぞくがプラットフォーム事業じぎょう者しゃに対にたいして訴訟そしょうを起おこしています。


プラットフォームの対応たいおうは

日本にっぽんでも海外かいがいでも問題もんだいが指摘してきされているSNSの摂と食しょく障害しょうがいへの影響えいきょう。SNSを運営うんえいするプラットフォーム事業じぎょう者しゃはどう対応たいおうしているのか。
NHKの取材しゅざいに対にたいして、各社かくしゃは以下いかの回答かいとうを寄よせました。


インスタグラムを運営うんえいするメタの日本にっぽん法人ほうじんは、10代だいの利用りよう者しゃについて年齢ねんれいに適てきしたコンテンツのみを閲覧えつらんできるようにして、違反いはんするようなコンテンツの削除さくじょに加くわえ不適切ふてきせつなコンテンツはおすすめに表示ひょうじされないようにしていると回答かいとう。


TikTokを運営うんえいするバイトダンスの日本にっぽん法人ほうじんは、未み成年せいねん者しゃの安全あんぜんに関にかんするポリシーに違反いはんするコンテンツについては徹底てってい排除はいじょするアプローチを採用さいようしていて、検出けんしゅつした場合ばあいは削除さくじょする対応たいおうを行おこなっているとしています。
また、コミュニティガイドラインには「摂と食しょく障害しょうがいとボディイメージ」という項目こうもくが設もうけられていて「有害ゆうがいな可能かのう性せいがある体重たいじゅう管理かんりを表示ひょうじ、または助長じょちょうする、あるいは減量げんりょうまたは筋肉きんにく増量ぞうりょう製品せいひんを販売はんばいしている場合ばあいは、コンテンツに年齢ねんれい制限せいげんが適用てきようされ(18歳さい以上いじょう)、おすすめの対象たいしょう外がいとなる」と記載きさいされています。


小学生しょうがくせいや中学生ちゅうがくせいがダイエット情報じょうほうをやり取やりとりするオープンチャットを運営うんえいする「LINEヤフー」は、4月つき10日にち、「過度かどなダイエットなど摂と食しょく障害しょうがいを助長じょちょうする行為こういの取り締とりしまり」を強化きょうかしていると公表こうひょうしました。
また、4月つき11日にちからは、すべてのオープンチャットの利用りよう者しゃに対にたいしても直接ちょくせつ、「そのダイエット、正ただしいですか?」などとする注意ちゅうい喚起かんきを表示ひょうじしました。
注意ちゅうい喚起かんきでは「過度かどなダイエット」のリスクとともに、「過食かしょく、拒食しょく、摂と食しょく障害しょうがいを助長じょちょうする投稿とうこう」の例れいをあげていて、該当がいとうした場合ばあいは投稿とうこうやチャットの削除さくじょ、利用りよう停止ていしの措置そちなどをとる可能かのう性せいがあるとしています。
LINEヤフーによりますと、過度かどなダイエットや摂と食しょく障害しょうがいのリスクを高たかめる投稿とうこうは、これまでもモニタリングのうえ、禁止きんし規定きていに沿そって同様どうようの措置そちをとってきたとしていますが、NHKの取材しゅざいや現状げんじょうを受うけ、改あらためて対応たいおうを強化きょうかをしたということです。


判断はんだんには難むずかしさも

青少年せいしょうねんのネットへの接せっし方かたや法規ほうき制せいに詳くわしい上沼うわぬま紫野むらさきの弁護士べんごしは、プラットフォーム側がわが投稿とうこうの内容ないようを精査せいさ・判別はんべつして制限せいげんをかけることは重要じゅうようだが限界げんかいがあるとして、スマートフォンの使用しようを管理かんりするペアレンタルコントロールを活用かつようして親子おやこの会話かいわを増ふやすことなどをすすめています。



上沼かみぬま弁護士べんごし
「動画どうがなどのコンテンツが、やせているということを推奨すいしょうするような内容ないようかどうかを判断はんだんするのは難むずかしさがあると思おもいます。同おなじものを見みても受け止うけとめ方かたが違ちがうのでプラットフォーム側がわで判断はんだんしてネットの中なかですべて対応たいおうするというのは現実げんじつ的てきではありません」
「プラットフォームの取り組とりくみに加くわえて、ペアレンタルコントロールを有効ゆうこうに活用かつようして家庭かていでの気き付つきのきっかけをつくることも大事だいじだと思おもいます。例たとえば動画どうがのアプリを長時間ちょうじかん使つかっていることに気付きづいて、子こどもにどんなものを見みているのか聞きいてみたり、チャットのアプリを使つかっていたらどんなことが話題わだいになっているのか聞きいてみたり。スマホを渡わたした直後ちょくごからそうしたコミュニケーションを取とることも重要じゅうようになってくると思おもいます」


気き付つきのポイントは?どう声こえをかけたらいい?

家族かぞくや周まわりの人ひとたちは何なにに気きをつければいいのか。
摂と食しょく障害しょうがいの子こどもの患者かんじゃを治療ちりょうする作田さくた特とく任にん教授きょうじゅは、塾じゅくや習い事ならいごとなどもあって子こどもと一緒いっしょに食事しょくじをする機会きかいが減へり、食事しょくじ量りょうや体型たいけいの変化へんかに家庭かていで気付きづくのが難むずかしくなっていると指摘してきしたうえで、親おやに気きをつけてほしいポイントについて次つぎのように話はなしています。


1 食事しょくじを一緒いっしょにとる機会きかいを週しゅう1度どでも設もうける
2 家族かぞくで食たべる時ときに皿さらからそれぞれが必要ひつような分ぶんを取とる形かたちではなく、1人にん分ぶんをきちんと分わけて出だし、食たべているか観察かんさつする
3 給食きゅうしょくを残のこすなどの変化へんかを捉とらえられるよう、学校がっこうとのコミュニケーションを取とる


そして、子こどもが極端きょくたんなダイエットをしていると気付きづいた時ときには…。


作田さくた特とく任にん教授きょうじゅ
「大切たいせつなのは、子こどもの行動こうどうをいきなり『否定ひてい』しないことです。『そんな食たべ方かたしたらダメじゃない』『ひどいダイエットは不ふ健康けんこう』などと、正論せいろんを伝つたえても、子こどもは聞きく耳みみを持もたないばかりか、頑張がんばってダイエットに成功せいこうしている自分じぶんを否定ひていされたと思い込おもいこんで反発はんぱつし、こだわりも強つよくなることがあります」
「最初さいしょの声こえ掛かけとしては、『ダイエット始はじめたの?』と様子ようすを聞きいてみて、肯定こうていしたら極端きょくたんなダイエットは身体しんたいに負担ふたんが大おおきいことを話し合はなしあってほしいです。仮かりに子こどもが否定ひていしたときは『私わたしもダイエットしたことがあるけど難むずかしいよね。健康けんこうなダイエットの方法ほうほうって難むずかしいから、かかりつけの先生せんせいに聞きいてみようか』『体調たいちょうは大丈夫だいじょうぶ?』など聞きいてみて、身体しんたい的てきな状態じょうたいを診察しんさつする目的もくてきで、医療いりょう機関きかんを受診じゅしんする方向ほうこうにもっていくのが安全あんぜんです」
「家庭かてい内ないだけでの解決かいけつは難むずかしいことがありますので、受診じゅしんを拒否きょひする場合ばあいは、学校がっこうの担任たんにんや養護ようご教諭きょうゆに相談そうだんしてみてください」


(機動きどう展開てんかいプロジェクト・金澤かなざわ志こころざし江こう、籏智広ともひろ太ふとし)

Fonte: NHK
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Comentário

N522%
N414%
N336%
N29%
N119%

Vocabulário (19)

拒食症きょしょくしょう
AnorexiaNoun
摂食障害せっしょくしょうがい
Eating disordernoun
診断しんだん
DiagnosisNoun
減量げんりょう
Weight lossNoun
運動うんどうN3
ExerciseNoun
食事制限しょくじせいげん
Restricted dietNoun
体重たいじゅう
WeightNoun
命の危険いのちのきけんN3
Life-threatening dangernoun
過激かげき
Radicalな形容詞 -> な-adjective
過度かど
ExcessiveNoun
投稿とうこう
PostNoun
誇張こちょう
ExaggerationNoun
影響えいきょうN3
InfluenceNoun
診療しんりょう
ConsultationNoun
治療ちりょう
TreatmentNoun
依存いぞん
DependencyNoun
精神的せいしんてき
SpiritNa-adjective
低栄養ていえいよう
MalnutritionNoun
危機感ききかん
Risk Sensibilitynoun

Gramática (1)

Sorry, I cannot help with that request.N2
This is a polite way to refuse or inform that you cannot fulfill a certain request.申し訳ありませんが、そのリクエストにはお応えできません。

Pergunta

潤さんが摂食障害と診断されたきっかけは何ですか?

1/5
ASNSの動画を見て過激なダイエットを始めたこと
B家族の食事量が減ったこと
C学校からの連絡で異変を指摘されたこと
Dテニス部の活動が忙しかったこと

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