耳あかの状態を見ると、体臭が出やすいかどうかを知ることができます。これは「ABCC11」という遺伝子が関係しています。この遺伝子は耳あかの性質や体臭の強さに影響します。耳あかが乾いていてポロポロしている人は、「ABCC11」があまり働かないタイプです。このタイプの人は体臭が少ないと言われています。日本、中国、韓国など東アジアで多く見られます。一方、耳あかが湿っていてベタベタしている人は、「ABCC11」が働くタイプです。このタイプの人は体臭が出やすい傾向が有ります。ヨーロッパやアフリカで多く見られます。調査によると、韓国人はほぼ全員が体臭の少ないAA型でした。反対に、アフリカ系アメリカ人はGG型が多く、体臭が出やすいとされています。ただし、体臭の強さは遺伝子だけで決まるわけではありません。食事や生活習慣、運動量なども関係しています。耳あかの状態は、自分の体の特徴を知るための一つの目安になるそうです。