暑い夏になると、日本では「緑のカーテン」を作る人が増えます。
緑のカーテンとは、ゴーヤやアサガオなどのつる植物を窓やベランダの前で育てる方法です。植物が日差しをさえぎり、葉から水分が出ることで周りの空気も涼しくなります。
ある調査では、8月の晴れた日に日光が当たるベランダの温度は50度以上になりました。しかし、緑のカーテンの下では32~38度ほどで、大きな違いがありました。
この活動は2003年、東京の板橋区にある小学校で始まりました。子どもたちが教室を涼しくするために植物を育てたことがきっかけです。その後、日本全国に広がりました。
緑のカーテンには、暑さ対策だけでなく、まぶしい光を減らしたり、街の緑を増やしたりする効果もあります。また、植物を育てる楽しさもあります。
お金があまりかからず、だれでも簡単にできるため、今でも学校や会社、家庭で続けられています。
暑い日が増えている今、日本では自然の力を利用して快適に暮らそうという考え方が大切にされています。