Про Todaii Japanese
Соціальні мережі
Версія додатку
Інші додатки
Авторські права належать eUp Technology JSC
Copyright@2025
JLPT N2 – Reading Exercise 51
長ながい間あいだ水みずの中なかにいると手足てあしの指ゆびにたくさん「しわ」ができる。このしわを見みたことがない人ひとはいないだろう。私わたしはこれまで、このしわは単たんに皮膚ひふが水分すいぶんを吸収きゅうしゅうし膨ふくらんでできたもので、何なんの役割やくわりもないと思おもっていた。ところが、「1」そうではないという記事きじを読よんだ。滑すべり止どめの役割やくわりを果はたしているというのだ。この記事きじは、ある論文ろんぶんの実験結果じっけんけっかをもとに書かかれていた。「2」実験じっけんは次つぎのように行おこなわれた。ひとつの容器ようきに小ちいさなガラス玉だまを入いれ、それを指ゆびでつかんで別べつの容器ようきに移うつし替かえるのにかかる時間じかんを計はかる。ガラス玉だまが入はいっている容器ようきには、水入みずいりのものと水みずなしのものが準備じゅんびされた。また、手てはしわがある状態じょうたいとない状態じょうたいで、それぞれのかかる時間じかんが計測けいそくされた。しわは、ぬるま湯ゆに手てを浸ひたすことで発生はっせいさせた。結果けっかは次つぎのようなものである。まず水みずの有無うむについて見みてみると、水入みずいりの容器ようきから移うつし替かえるより、水みずなしの容器ようきから移うつし替かえるほうが速はやい。次つぎに水入みずいり、水みずなしの各条件かくじょうけんにおいて、しわの有無うむの違ちがいによる結果けっかを見みてみると、水みずなしの場合ばあい、しわがあってもなくても大たいした差さはない。しかし、水入みずいりの場合ばあい、しわがあるほうが速はやい。以上いじょうの結果けっかから、実験者じっけんしゃは、しわは水中すいちゅうなどぬれた環境かんきょうで物ものをつかみやすくするためにできるようになった可能性かのうせいがあると述のべているそうだ。しかし、どうなのだろうか。滑すべり止どめのためであれば、水みずに入いれたらすぐにしわができないとおかしいのではないだろうか。しわの役割やくわりを知しるためには、新あたらたな実験じっけんを待またなければならない。