JLPT N2 – Reading Exercise 02
最近、多くの人が「スマートフォンを手放せない」と感じている。情報をすぐに得られる便利さや、連絡のしやすさは確かに魅力的だ。しかし、画面を見続けることで、脳が疲れてしまうこともある。そんなときこそ、意識的にデジタル機器から離れる「デジタルデトックス」が必要だと言われている。
デジタルデトックスは、単にスマートフォンやパソコンを使わない時間を作ることだ。何もしない時間を過ごすことは、決して時代に遅れることではない。むしろ、脳をリフレッシュさせるための大切な準備期間(注1)ともいえる。もし今、何もせずぼんやり過ごすことが最も必要だと感じたなら、それこそが次に集中して働くための「充電」になることもあるのだ。何もしないことはサボっているのではなく、時には最も効果的な準備なのである。
(注1)準備期間(じゅんびきかん):これから何かを始める前の大切な時間