JLPT N2 – Reading Exercise 67
先日、友人と一緒に駅ビルに行った時のことだ。エレベーターの前で、車いすに乗った女性が困っている様子だった。私は普段、階段を使うことが多いので、エレベーターの前で待つことの不便さなど考えたこともなかった。しかし、その女性が「すみません、ボタンを押していただけますか」と声をかけてきたとき、私は初めて、エレベーターのボタンの高ささが車いすの人には届きにくいことに気がついた。
私は急いでボタンを押し、女性は「ありがとうございます」と笑顔で言ってくれた。だが、私は(1)自分が今まで気づかなかったことを恥ずかしく思った。自分にとっては当たり前のことでも、他の人には大きな障害になることがあるのだと実感した。
もし自分が車いすに乗っていたら、どんなに小さな段差やボタンの位置が大きな壁になるか、想像するだけで不安になる。これからは、誰かが困っているとき、すぐに気づいて手を差し伸べられるようになりたいと思った。そして、今度同じような場面に出会ったら、自然な気持ちで行動できる自分でありたい。