JLPT N3 – Reading Exercise 09
日本では、「健康習慣」という言葉がよく使われる。健康習慣とは、日々の生活で体調を整え、病気を予防するための行動のことである。少し前の時代から、バランスの取れた食事や適度な運動は、子供でも一つや二つは必ず言えるような常識だった。健康的な体を手に入れるために、多くの人が様々な情報を集めている。しかし、表面的なことだけを重視しすぎて、かえってストレスを感じてしまう人もいる。
最も有名な例として、朝のランニングや栄養豊富な食事が挙げられる。これらは確かに体力を向上させる効果があるし、十分な睡眠は疲労回復に繋がる。ただ、これらの身体的な健康習慣だけでは、解決できない問題も存在するのだそうだ。
その一方で、心理学者の友人は、体の健康よりもっと気をつけなければならないのは心の健康だと言っていた。ちゃんと自分の感情に向き合わずに、無理に明るく振る舞っていると、予想しない精神的な不調が現れてしまうこともあるという。実際に、それが原因でうつ病などの別の病気になってしまった人もいるという。最近では、専門のカウンセリングを受ける機会も増え、ネットには心のケアについての専門サイトも多い。