アメリカのニューハンプシャー州で、PFAS(有機フッ素化合物)という化学物質で水が汚れた地域があります。この地域では、生まれてから1年以内に亡くなる赤ちゃんが、他の地域より約3倍多いことが分かりました。また、早く生まれる赤ちゃんや、体重がとても軽い赤ちゃんも多かったです。
アリゾナ大学などの研究チームは、2010年から2019年までにニューハンプシャー州で生まれた約1万1千人の赤ちゃんを調べました。PFASで汚れた水を飲んでいる地域と、きれいな水を飲んでいる地域の赤ちゃんの健康を比べました。
その結果、PFASで汚れた水を飲んでいる地域では、赤ちゃんの死亡率が高く、早産は約1,2倍、低体重児は約1,4倍多いことが分かりました。この地域の人たちはお金もあり、病院にも行けるので、医療や生活の問題ではないと考えられます。