「フランス
料理の
最高権威」とも
称された、
世界的なフランス
人シェフ、ポール・ボキューズさんが
死去しました。
91歳でした。フランス
中部リヨン
近郊で
生まれたポール・ボキューズさんは、
10代から
料理の
修行を
積み、みずからの
店は、レストランなどの
格付けで
知られるフランスの「ミシュランガイド」で
最高評価の
三つ
星を
50年以上にわたって
獲得し
続けました。
1975年には、フランスで最も名誉ある国家勲章の「レジオン・ドヌール勲章」を受章し、1987年には国際的なフランス料理のコンクールを創設して世界有数の大会に成長させました。
また、日本をはじめ、フランス料理の海外での普及にも力を尽くし、「フランス料理の最高権威」とも称されるようになりました。
地元メディアによりますと、ボキューズさんはパーキンソン病をわずらい、闘病生活を続けていて、20日、死去したということです。91歳でした。
フランスのマクロン大統領は20日、声明を発表し、「ボキューズ氏は、世界中の食の愛好家から愛され、フランス料理そのものだった」と、その功績をたたえました。